僕が仕事ができないのは、明らかに先輩が悪い! いることを考え直すべき「悪い先輩」がいる職場の特徴3選!

2019年11月17日

皆さんは仕事は上手くできていますか?

僕は今の会社にはまだ入ったばかりであるので、お世辞にも自分が仕事ができているだなんて思いません。

ですがこの会社に何年も勤続していったとしても、とうてい仕事ができるようになるとは思えません

 

自分が会社で仕事ができるかどうかを左右するものの一つに、「職場での先輩たちの存在」が大きくあると思います。

今回の記事では、そんな「先輩から受ける悪影響」についての記事を書いていきたいと思います。

 

「どういった先輩がいると、後輩である自分自身が長年に渡って苦しむことになるのか。」

その特徴を3選ご紹介していきましょう。

 



教え方が適当

先輩の教え方が適当だと、後輩である自分自身の仕事が能力的な面でできなくなり、効率よく仕事ができるようになりません

一つの例として、この記事を書いている本日にも僕の身に起こった話をさせていただきます。

ざっくりと言うと、ある業務の概要を教えてもらったのでそれをやってみたところ、実はもうちょっと踏み込んだ作業をしないといけなかった・・・。

そんな具合でした。

 

分かりやすく言うと、例えば「A社にFAXするべきA4サイズで情報が記されたコピー用紙」があるとしましょう。

これをA社にFAXしたあと、弊社では所定の棚に入れなければなりません。

簡単に説明すると、「FAX済み」と「未FAX」の棚の2つがあるとしたら、必ず「FAX済み」の方に入れなければならないのです。

そこまでは先輩から事前に言われた内容です。

なので僕は「FAX済み」の方にしっかりと入れました。

 

ところが後々になって、それだけでは不十分であったことを知らされるのです。

内容を聞いてみると、その「FAX済み」の棚の奥の方を見てみると、「A社」という棚があるではありませんか。

その他にも「B社」「C社」「D社」と・・・。

つまり「FAX済み」の棚に入れるだけでは不十分で、さらにその奥にある顧客ごとの棚に分け入れなければならなかったのです。

早い話「先に言ってくれよ!」と言いたくなるような教え方の先輩の餌食となってしまったのです。

 

後輩がどこで失敗するのかが全く見えていない

「先に説明してくれよ!」と後輩に思わせてしまうような低レベルの先輩。

この手の人たちは仕事はできたのだとしても、残念ながら後輩がどこで失敗するのかが全く見えていません

言い方を変えてしまうのであれば、後輩の成長に興味がないと言っても過言ではありません。

「若い奴というものは、自発的に努力するもの。」

「その結果、勝手に成長していくもの。」

そう思っている場合が多いです。

 

過去の若い労働力がたくさん有り余っていた昭和の時代であれば、その方法でも通用していたかもしれません。

しかし令和の人手不足が叫ばれる昨今では、新人の心持も昔とは違っているはずです。

僕みたいなマインドを持っている人も増えてきたのではないでしょうか。

そんな時代には「若い奴は自発的に努力し、勝手に成長していく」は通用しないでしょう。

 

後輩に、自主的に考え、そして動いてもらうことを期待しているのかも?

あえて適当に教えることで、後輩が自ら考えて行動ができるように促している可能性もあるかもしれません。

しかしそれはありえないでしょう。

「教え方が適当」なのは、それとは別の次元です。

 

例えば先ほどの棚の話を例にすると、棚の奥にさらに「A社」「B社」などと会社ごとの名前が入った棚があったとして、その棚に入れるかどうかを自発的な判断だけで分かる人間がどこにいますか。

「たかしくんは昨日カレーを食べました。そのカレーは何カレーだったでしょうか。」という問題をなんのヒントもなしに正解することなど、考え抜くことだけではできるわけがありませんよね。

最低でもどんな具材が入っているのかは確認したいところです。

 

もっと分かりやすく言うと、腹痛が治らない患者の病状を特定する時。

内科医は患者が語る病状だけでは「胃潰瘍」なのか「胃炎」なのか、はたは「胃がん」なのか特定できないでしょう。

胃カメラを飲んでもらって、患者の胃の内部状況の確認をしないことにはなんとも分からないはずです。

 

ちなみに胃カメラを飲むのは独特の感覚があって気持ち悪いです。(経験者)

とにかく、なんのヒントもなしに適当にざっくりと教えてるだけの「教え」には、後輩の成長を促すような期待は込められていません。

 



低いモチベーション

低いモチベーションの先輩が職場にいましたら、関わったら終わりです。

マイナスのエネルギーは想像以上に強く後輩に伝播します。

 

ぶつぶつ文句言う先輩

先輩がぶつぶつとマイナスな発言ばかりすると、後輩にも負のエネルギーが伝播して後輩のやる気を削ぎます。

例えば単純に「やるきでねぇ~」とか言い出す先輩。

やる気が出ないのであれば、何か工夫してやる気を出すように努力するべきですよね。

 

「給料低いなぁ~」とか「眠みぃ~」とか「●●むかつく」とかも同じです。

給料が低ければ転職すればいいし、眠いのであればその日は早く就寝すればいいのです。

●●がむかつくのはちょっと難しいかもしれませんが・・・。

そのような一言一言は、確実に周囲に負の影響を与えます。

 

ただもしも、その●●という人物そのものが実はぶつぶつと文句を言うタイプの人で、例の先輩がさらに上の役職である「●●部長」の低いモチベーションにやられてしまっているという場合とかになってくると、もはや組織全体にこの負のオーラが行き渡ってしまっている恐れがあります。

その場合は残念ながら先輩のモチベーションが仮に改善されたところで無駄です。

誰か特定の個人ではなく、組織全体を改革させる必要があるためです。

そんなことは現実問題不可能であるため、その場合は早いところ転職して新たな職場に身を移した方が早くて得策です。

 

2019年現在では社会全体で労働者が不足していますから、昔と比べて比較的簡単に転職できるような時代になったと思います。

思い切って転職してしまいましょう。

 

適当な仕事ぶりの先輩

先輩が適当に仕事をしていると、後輩のやる気もそがれるでしょう。

現実に、僕の職場にも10分に1本のペースでタバコを吸っている先輩がいます。

正直みていていい気分になりませんし、においも嫌なのでさらに最悪ですね。

それで仕事が実際にできていればいいのですが、仕事の方もろくにやりません。

いや、もしかしたら僕が知らないところでしっかりとやっているのかもしれませんが・・・。

 

ただ僕が見える限りでは「ろくに仕事もせず、10分に1本タバコを吸っている」というクソのような先輩の印象しかありません。

そんな先輩よりも給料が低いというのは、なんとも言えない気持ちになりますね。

結局のところは、そういった人でも評価されてしまう会社の仕組みがおかしいのではないかと思う今日この頃ではあります。

会社の仕組みがそうさせてしまうのですから、結局のところそんな会社に対して貢献する気にはなれなくなってしまいますね。

 



叱り方が下手

先輩の叱り方が下手であると、後輩と上手く関係を構築していくことができません。

それが積み重なっていけば、やがて組織の空気も重ぐるしいものとなってしまうでしょう。

 

「叱る」と「怒る」を混同している

まず大前提として抑えておきたいことは、「叱る」ことと「怒る」ことが全く異なるものであるということです。

先輩と後輩の関係で言うならば「叱る」とは後輩側に寄り添ったものになり、逆に「怒る」とは先輩側の一方的な感情に左右された動作のことになります。

 

もしも後輩がミスや失敗をおかし、先輩としてそれをとがめる際には、先輩側は自分の感情をしっかりと制御することができるのかを確認してください。

仮に制御をすることができていないような衝動にとられているようでしたら、それは叱っているのではく「怒っている」のです。

先輩の一方的な感情のはけ口として、後輩の存在をぞんざいに利用してしまっているのです。

 

「感情のはけ口」にしないこと

先輩の「怒る」とは、すなわち後輩に対して「怒りの感情を吹き出す」ことです。

そこには後輩の存在感や人権などがあってないような状態になっています。

後輩が何かをミスしたときに、叱っているつもりがただ感情的に怒っているだけだったりすると、後輩からの信用を失ってしまうことに繋がってしまうかもしれません。

 

怒ることが後輩の成長に繋がることもあるでしょうが、多くの場合では力によって無理やり服従を強要するだけになってしまいます。

後輩の心に無意識レベルで先輩の恐怖を植え付けて、それで自制をさせようとするのです。

後輩本人としては恐怖に支配されることになってしまうため、とてもじゃありませんが良好な関係を築けているとは言えない状況になると思います。

 

後輩の忠誠心を削ぐ

先輩の怒りの感情のはけ口となった後輩の中には、特に最近の若者に増えてきているような気がしますが、自分というものを強く持っており「反発」をする人も出てくると思います。

ちゃんと叱れずに怒ってばかりいると、そういったタイプの後輩に「納得がいかない!」という感情を芽生えさせてしまいます。

後輩の心から「先輩への忠誠心」、もしくは「会社への忠誠心」というものを削いでしまう結果を招いてしまいます。

納得の行かないものを強要されることほど、反発をしたくなる衝動に駆られるものはありません。

 

ちなみに僕はこのタイプです!(笑)

ちゃんと僕が失敗したことの原因を追究して、それでとがめてくれるのであれば納得がいくのです。

ですがただただ「駄目じゃないか!」「ちゃんとやれ!」だけで終わらせられたり、とんちんかんな事を言われてとがめられると、本当に納得がいきませんね。

「会社ではそんな関係だがプライベートでは仲がいい!」とかであればまた状況も変わるのでしょうが、弊社に関してはそんなことはありません・・・。

会社では適当、プライベートでも絡みなし。

本当に忠誠心が削がれてしまいます!

 

ちょっと最後は愚痴みたいになってしまいましたが、先輩によって組織への忠誠心が削がれているリアルな後輩社員の一声だと思っていただけたらと思います・・・!