台風などの天災から非難するときには、財布とスマホ一式さえあればいいと思う話
台風19号が非常に強い勢力を持ったまま、日本に上陸しました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
僕に関しては、台風が上陸する前に速攻で避難をしてしまいました。
僕が住んでいる区は海抜ゼロメートル地区が多いです。
区も公式に「当区は災害に脆弱であるため、災害時には速やかに区から出てください」というようなことを区民に通達しているような土地です。
このため今回の台風が来た時にも、僕は何のためらいもせずに速攻で区外に避難をすることにしました!
避難する際には何を持っていけばいいのかいろいろと悩んだりするものですが、正直そこまで深刻に考えてはおらず、楽観的に考えていたところもあったためか、最低限の物だけを所持して非難をすることにしました。
具体的に言うと、「財布」と「スマホ(充電器)」
欲を言ったら家の中にある家財道具、デスクトップPCや電子ピアノなんかも持って行ったりしたかったです。
ですが、そんなものは持っていくことが物理的にできませんからね。
僕はミニマリストではありませんが、避難の場合はこのくらいの感覚で準備をするのがちょうどいいように思います。
まずはどこに避難をするのか
避難をするためには、当たり前ですが「どこに」避難をするのか、避難先の確保が必要になってきますね。
僕の場合は宇都宮市にある実家です。
今のこの文章も、宇都宮市内の実家から書いております。
実家を当たることができる人は、「実家に避難すること」が最も気軽でいいでしょうね。
人にもよるとは思いますが唯で食事を食べることができます。
他には親戚や友人の家でもいいでしょう。
親戚や友人となると、実家よりは多少気を遣うことも多くなってしまうと思います。
実家よりは居心地面では多少劣ってしまう場合もあると思います。
ですがそれでも身の危険を感じながら過ごす時間よりはずっとマシなはずです。
とにかく気心が知れるような関係の人に居させてもらえるような場所に避難ができるのであれば、そうしたほうが良いように思います。
自治体が用意した避難所はどうなのか
災害に見舞われると、各自治体による避難所の開設が始まりますね。
当然そのようなところを拠り所としてもいいでしょう。
しかし避難所にはさまざまな人がやってきます。
そしてその数もギュウギュウになってくることが予想されるため、次第にストレスも溜まってくるはずです。
そうなってくると、普段当ブログでも取り上げているような、いわゆる「社畜のいざこざ」のようなしょうもない喧嘩が始まってしまう心配があります。
ただでさえ余裕のない状態なのに、しょうもないことで余計な疲労が溜まってしまいます。
また食事は自腹であることが前提であったり、当然ながらシャワーなども設備されていないケースが多いため、快適に過ごすことを諦めなければいけなくなってしまうでしょう。
マンションの高層階ならば避難しなくても大丈夫?
被災地域であっても、マンションの高層階であれば大丈夫なのでしょうか?
確かに「命を守る」のであれば避難をしなくても大丈夫なように思います。
僕ももしも住んでいる場所がマンションの高層階であれば、わざわざ実家まで避難なんてしていなかったかもしれません。
しかしマンションの高層階で耐えきろうというのであば、それなりの覚悟が必要かもしれません。
まず僕が避難をするにあたった一番の理由に「河川の氾濫、決壊」がありました。
もしも河川が決壊して街に水があふれてきたと仮定して、マンションも浸水被害を受けたとしましょう。
確かに自分の部屋は高層階であるため家財道具が水に浸かってしまう心配はありません。
ですが、例えばエレベータが止まってしまって移動が面倒になってしまう可能性もあります。
そのほかにもライフラインが断絶されてしまう可能性もあるでしょう。
避難しかたらといって100%安全になるものではないと思いますが、やはり避難をせずに留まってしまえばより酷い被害を被ってしまう可能性も高まってしまうように思います。
避難時に持ち出すべきもの
災害時に持ち出す荷物は、基本的には少なければ少ないほどよいと思います。
気持ち的には「あれもこれも」と持ち込みたくなってしまうものですが、避難をする最大の目的は「生き延びること」です。
この「生き延びること」に直結しないようなものは、極力持ち込むべきではないように思います。
逆のことを言うと「生き延びること」に直結するものは持ち込むようにしてください。
具体的に言うと「財布」、情報を得るための「スマホ」とその充電器系は必需品ですね。
あとは避難する日数や避難場所の関係などもありますが、食料を持ち込むのもいいかなと思います。
ですが極力食料は持ち込みたくないですね。
意外とガサばりますから。
そのほかには荷物に余裕があれば、お金で買うことのできない「思い出の品」などもいいかと思います。
もちろん避難に支障が出るようなサイズや重さの物であればそこは潔くあきらめましょう!
僕は今回荷物に余裕があったにも関わらず、思い出の品(軽くて小さいもの)を置いてきてしまいました。
この点だけ唯一公開しています。
台風が過ぎ去ってたら、週明けの勤務のことなどもあるためどのみち家に戻らないと行けないのですが、無事でいてくれることを願うばかりですね・・・。
財布とお金
財布は非常に重要です。
持っていくべきものもいろいろとありますが、財布、お金だけは忘れないようにしてください。
町のお店に物量があればの話ですが、お金さえあれば食料も購入することができます。
避難所がいっぱいで止まれなかったりしたら、お金を払えばいいホテルに泊まることもできます。
多少暴論かもしれませんが、それこそ違う土地に住み着くことだってできちゃいます。
とにかく財布は重要です。
スマホと充電器
スマホとその充電器ですが、これも非常に重要です。
災害の最新情報がいつどんなタイミングでも知ることができるというのは非常に心強いことです。
また災害以外にも、例えば河川の上流にあるダムが放流をするとかしないとか、そういった策に対する情報を入手することも容易になります。
僕はこの命を「知らなかった」で済ませたくないですからね。
スマホは最新の情報というものを常に仕入れるための非常に心強い味方です。
いつでもどこでも充電できるように、モバイルバッテリーも完備しておきたいですね。
思い出の品
これは生き残った場合に非常に精神的な影響を及ぼしてくれるものです。
そもそも思い出が詰まっているため、危険な地域に置き去りにしてしまって自分だけ避難をしてしまうと、避難先でもこれら品々の安否のことが気になってしまって、落ち着くことができなくなってしまいます。
現に僕がこの状況です。
宇都宮にいながらも、東京の浸水レベルとか河川の決壊レベルを常にチェックしてしまっています。
そういった余計な心配で気を疲れさせてしまうことを予め防ぐためにも、思い出の品も持ち出しておいた方がいいでしょう。
ただし、当然避難の妨げとなるような重量のものであったり、非常に大きいサイズ感のものであったりする場合は諦めてください。
くれぐれも避難の目的が「生き延びること」であることを忘れないようにしてください。
「思い出の品」を持ち出してもいいのは、それが小さくて軽量、財布やスマホなんかと一緒に持ち出すことができるレベルの品物であるときのみです。
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