どんなに下らないことでも「ネタ」にすることの重要性
日常は「つまらないこと」で溢れているような気がします。
ですがそういったものに対しても、いかにして「おもしろいもの」として捉えることができるか。
そういった目線を持つことが、つまらない毎日を面白くさせるためには必要でなのではないでしょうか。
なぜ今回はこのテーマで記事を書こうということに至ったのか・・・。
それは僕が今働いている企業が、ホワイト企業であるからにも関わらず社内の空気がどんよりとしているからです。
そう言うと「え、ホワイト企業なんだから、みんな楽しく、わくわくどきどきに働いているんじゃないの?」と、おそらくは多くの人が感想を抱くだろうと思います。
事実、僕も今の会社に入社するまではそう思っていました。
僕も内定をもらった時は「よっしゃ、これでようやくホワイト企業に入社することができるぞ!」
そう思って初出勤日の日を迎えたことを覚えております。
しかし実際に入社してみてから徐々に浮き彫りになっていったのですが、上記のように社内にはどんよりとした重い空気が充満しておりました。
毎日を楽しんでいこうという気を感じることができない、なんとも言えない負の雰囲気にです。
今回はそんなホワイトな弊社が抱えている「重い空気」になってしまう要因と、それらに対する解決策を合わせて記述してくようにしたいと思います。
決まりきったルーティンワーク
なぜどんよりとした空気が充満してしまっているのか。
弊社の場合はその原因の一つに挙げられるものに「決まりきったルーティンワーク」があるように思います。
「ルーティンワーク」自体はどんな会社にでもあるでしょう。
ブラック・ホワイトを問わずに、ですね。
しかし弊社の場合では決まりきったルーティンワークさえやっていれば、基本的に会社が回るようにできています。
もちろん顧客の要望に合わせて、微妙なマイナーチェンジを加えたりということはあります。
ですがそれでも僕が今までに働いたことがある職場と比較すると、明らかに仕事としてやるべきことが決まり切っています。
もしかしたらそういった決まりきった業務だけで仕事を完結させることができてしまう点が、この企業がホワイト企業として存在していくことができるゆえんなのかもしれません。
しかしそのような一見すると「良い」と思われるような面の裏側では、クリエイティビティの薄い業務に日常を費やさないとならない「刺激の少ない労働の日々」があるということです。
プライベート、趣味等を充実させる
「ルーティンワーク」を原因とするどんよりとした空気を解決させるのであれば、あえて刺激を作るようにすればいいと思います。
例えばプライベート、特に趣味等を充実させることが何よりも有効的であるように思います。
僕としてはBlenderやZbrushなどの3DCGソフトを駆使した作品作りを推奨したいところですね。
ただしなぜか弊社のホワイト企業にはマウント取り先輩がたくさんいます。
このため作品作りとかいう趣味よりも、車や時計に金を掛けたがっている人が多いです。
車や時計を趣味にすることも大いにして結構ですが、弊社のような薄給では趣味のレベルにしてもつらくなってしまうだけです。
外見的な趣味よりも内面的な趣味を充実させた方がいいでしょう。
3DCG以外では、楽器、絵なんかも良いじゃないでしょうか。
ルーティンの中にある「下らないこと」を楽しむ
タイトルにもあるように、下らないことを楽しむことも、僕は重要であると思います。
例えばですがいつものように客先からの見積もりが来た時に、客先の名前がカオスな名前だったとします。
「株式会社ジャパンネットたなか」とか。
一瞬「某有名通販!?」と思うでしょう、しかし「いや、ただのパクりかよ!!」という感情が沸き起こってくるはずです。
そのときの感情の変化を楽しむのです。
もしかしたら弊社の先輩たちは完全にこの会社に染まってしまっているため「ややこしいな」と一瞬思ってすぐに次の工程に取り掛かってしまうでしょう。
会社の業務的にはそういって効率的に動くに越したことはないでしょうが、毎日を楽しみながら生きていくのであれば、ちょっとこういったおふざけ(?)があったら手を止めて、その時に沸き起こった感情を楽しむべきなんじゃないかなと僕は思うのです。
下らないことかもしれませんが、これがかなり大切であると思います。
「異文化」を楽しむ
あと、もう一つ例を挙げるなら「異文化」的なものとの接触があった際も、楽しんでみるのがよいと思います。
どこかに旅行に行ったときに感じる、あのワクワク感を仕事場でも感じるようにするのです。
例えばですが以前僕が客先の社長に電話を掛けた際に、その社長が不在でした。
またしばらくしてからかけ直すことにはしたのですが、その時に対応してくれた相手方の会社の担当の方から僕はそのときにこういわれました。
「『社長』ではなく『若社長』と呼ぶようにしてください。」
僕は「わ、若社長ですね、失礼しました。」と言って切り上げました。
結局若社長の件は問題なく終わりましたが、「社長ではなく若社長と呼ばせる会社があるんだなぁ」と、当時は新たな発見に心を打たれて感動をした記憶があります。
おそらくは今の僕のホワイト企業ではそういったものを楽しむ空気がまったくありません。
多分興味も持たずに終わってしまうと思います。
ルーティンワークで完結してしまう世界には、こういった「楽しむため」の感覚が欠如しています。
薄給
ホワイト企業にも経営的に潤っているところ、カツカツのところ、いろいろあると思います。
何かの既得権益などで何もしなくて石油が湧いてくるように儲かってしまうホワイト企業がもしもあれば、その企業の従業員は拘束される時間も少ない上に給料まで多く支給されるでしょう。
しかし弊社はそのタイプではありません。
弊社は薄給です。
そして年間の昇給に関しても、先輩からは「絶対に期待するな」という忠告を受けてしまっているくらいです。
どの先輩たちも新人に対して「期待するな」というんですから、よっぽどなんでしょうね。
そういう会社だと、おそらくは従業員としてもお金を消費せずに貯蓄する傾向があるように思います。
実際に先輩たちを見ているとお金を派手に使うことに抵抗があるようです。
仕事のストレスは「発散」するのではなく、受けて「吸収」するようにして、乗り越えていることが多そうな印象です。
あとは他では、なるべく食事をお客さんと一緒にとったりして、自分の食費を「会社の経費」として計上して節約を図ろうとする役職者もいます。
副業でもやる・・・か?
正直いうと、この手の問題はお金を増やすことでしか解決できないと思います。
そのため、もしも会社として従業員の副業を禁止していたりすると、不満やストレスとして会社内に負の雰囲気を生ませてしまうでしょう。
実際、僕の働いているホワイト弊社が、それです。
薄給です。
拘束時間は短いのですが、それにも関わらず副業は禁止。
このため、いくら時間が余っているとは言え、労働として副収入を得ることができないのです。
もしかしたら僕みたいに20代一人暮らしとかいう生活を送っているのであれば、この点もそこまで気にもならないのでしょう。
むしろ拘束時間の短さが嬉しく感じてしまいます。
早く帰ってブログを書いたり、Blenderをいじったり、楽器を演奏したりすることができて、嬉しい限りです。
しかし先輩たちはみな既婚者であって、ほとんどが子供を持っています。
このためどうしてもお金というものが必要になります。
実際に、年下の奥さんの給料に負けているという先輩もいました。
このため、金銭面での不満を抱えてしまうようでしたら、副業をするか、できなければ会社を変えるかした方がいいでしょう。
我慢してしまうとストレスが増えていき、負の雰囲気を生み出してしまいます。
年功序列
ホワイトな弊社は年功序列です。
僕はこの会社に入社する前まで「ホワイト企業」でかつ「年功序列」ということだったので、みながほのぼのと毎日を働いているのかなぁなんて思ったりもしていました。
このご時世において、定年までしっかりと勤め上げることができそうだなと思った点も、この会社に入社を決定した理由でした。
僕が今まで働いてきた会社はホワイト企業ではなく、しかもいずれも実力主義の世界であったため社員間の競争が激しくて、漠然とこのホワイト弊社に対して良い印象を抱いてしまったんですね。
しかし入ってみたら僕が抱いていた「年功序列の良さ」というものが幻想であったことを知りました。
年功序列とは、長く在籍すればするほど昇給していくという制度ですね。
つまりは仕事ができなくても、辞めずにずっといてさえしまえば役職が付いていくことになります。
僕の会社の課長や部長の面々が、この制度の恩恵を大いに受けており、「仕事もできないくせに権限と給料は貰っている」という立場に就いてしまっているのです。
特に課長の仕事のできなさは甚だしく、いつも部下たちに尻拭いをしてもらっています。
部下たちからすれば「なんで課長の失敗の責任を、俺たちがとらなければいけないんんだ?」という感情に陥ってしまっているでしょう!
部長も部長で、いつも何しているか分からないです。
別名「置物」と呼ばれてしまっているくらい。
彼に多くの最終決裁権が与えられてしまっているため、一番仕事をしている現場の部下たちを中心に不満感が噴き出てきてしまっております。
結果的に社内の負の雰囲気を強めてしまう要因にもなってしまっているのでしょう。
上司を小ばかにしてみる
「なんでこんなやつが課長なんだろう・・・(笑)」というように、課長のことを小ばかにしてみるとだいぶ気が楽になるのではないでしょうか。
例えば弊社の課長は両手で両乳首をいじるクセがあります。
このクセをマネしてみたりして、不満感を笑いの感情へと変換させるのです。
あとは部長に関しては、話し方が非常に特徴的で、「おぉん、おぉん」という感じでしゃべります。
このしゃべり方をおふざけの場などで取り入れてみて、笑いへと変換させるのです。
そうするだけでもだいぶ気が楽になってくるのではないかと思います。
他の職場においても似たような上司はいるかと思います。
もしも何か面白おかしく変換できる方法がないかと悩んだときは、参考にしてみてください。
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