本当に自分に合った企業や職場の見つけ方。どんどん転職して職歴を増やしてしまおう!

2019年11月17日

気のせいかもしれませんが、10月になってからリクルートスーツを着た学生と思われる人たちを街でよく見かけるようになりました。

特に僕の職場は、サラリーマンの聖地「新橋」ですからね。その人数も他の街と比較するとことさら多いでしょう。

 



自分に合った企業や職場の見つけ方

さて、今回も就職活動や転職にまつわるお話をしていきたいと思います。

現役のサラリーマンの方は今働いている企業が本当に自分に合っているか、就活生の方は自分の合っている企業に入ることができるか、分からなくて不安に思うことも多々あるかと思います。

 

いろんな企業を体験する

僕は4社経験したことのある身ですが、そんな僕から言わせていただくと、いろんな会社で働くことでこの辺の判別は嫌でもつくようになるものです。

つまりは職歴の無い就活生や、新卒入社した会社でずっと頑張っているサラリーマンの方々が、いくら「今の会社って自分にあっているんだろうか・・・」なんて悩んだところで時間の無駄です。

一生分かりません。

なぜならば「職歴が無い」 or 「一社しか経験が無い」ことで、偏った見方でしか自分や社会を見られないからです。

 

日本国内には約381万パターン以上の職場環境が用意されている

世の中には思っている以上に、それこそ想像を絶するレベルで、様々な企業や職場で溢れかえっています。

日本国内には、約1万社の大企業と、380万社の中小企業があります。

単純に数えてみるだけでも、381万パターンの仕事や職場の風景というものがあるわけです。

なので、たった1社(学生の場合は0社)の経験しかないままで、自分自身と世の中の381万社を考察するということは、余りにも早計であることがお分かりいただけると思います。

 

4社も職歴を積んでしまえば、ある程度分かってくる

そう考えてしまうと、僕の職歴4社という数も「たったの4社」ということになってしまうでしょう。

しかしこの4社を経験したことにより、本当に「会社によって個々の性格が違う」ということを肌で実感しました。

「会社によって性格が違う」という事実を感じ取るためには、4社という数は十分な数字であると自負しております。

 

そしてそれぞれに個性のある職場の中でも、どういった職場が自分に向いており、逆にどういった職場だと向いていないのか。

このような要素としての特徴も、ある程度は掴めるようになりました。

 



思い切って辞めることのすすめ

なのでもしも今の自分の仕事や職場に疑問を感じたり、もしくは自分の能力が生かせる仕事や職場が他にもあるのではないのかと思ったのでしたら、思い切って仕事を辞めてしまうことは有用であるように思います。

そして他の仕事や職場に転職をするのです。

 

とにかく新しい職場に就く

学生の人であれば、とにかく自分が「これかなぁ」と思った企業や職場に潜り込むようにしてください。

そうすることで初めて判断をすることができる状態に立つことができます。

職歴の無いままではろくに判断を下すことができません。

できないはずです、逆にできたらおかしいですね。

 

新卒入社した会社で頑張っている人も、状況は似ています。

1社の中でのことしか知り得ないため、客観的に判断を下す材料が乏しすぎます。

 

就職・転職に失敗するかもしれない

「『とにかく就く』とかいうスタンスで活動をしていると、就職や転職に失敗するかもしれない。 だから怖い!」

そのように不安に思われる方も少なからずいるかもしれません。

 

確かに失敗する可能性は全然あると思います。

ですがその失敗こそがあなたの経験値となり、あなたが企業を客観的に判断するための材料ともなる「重要な資産」になることを忘れないでください。

成功するために、人は失敗を繰り返すのです。

 

しかし、その失敗によって他人に迷惑をかけてしまう可能性があるときは、判断を慎重にしたほうがいいでしょう。

もしもあなたに子供がいて、自分の収入が頼りであるという状況に置かれているのであれば、自分の職場に疑問を向けてばかりいる場合ではないでしょう。

 

もしも「本当に向いている職場」であれば、出戻りもできるはず

全ての場合がそうとは限らないでしょうが、もしも仮に自分に向いている職場で働くことができたのであれば、会社側もあなたの存在を必要としてくれているはずです。

このため、仮にその職場を思い切って辞めてしまったとしても、後々出戻りをすること(いわゆる同じ職場に再就職)が比較的簡単にできるはずです。

僕に限っても、大学を卒業してから既卒入社した会社、そしてその次に入社した会社、この二社からは過去にも何度か出戻りの機会を設けてもらうことがありました。

いずれの会社も、僕自身が働いていて楽しいと感じることができた職場環境が共通点としてありました。

このように、「辞めたあとでも出戻りが可能そうな会社」と出会うまで転職を繰り返しても、問題は無いのではないのかと思います。

 

やるならばなるべく若いうちに!

僕が4社も経験することができた理由の一つに、僕自身がまだ20代という年代であることがあげられるように思います。

やはり若い方が将来性を買われるため、転職しやすいはずです。

 

このため、それなりに年齢を重ねているようであれば、それに見合った方法で対策を講じる必要があるでしょう。

例えば20代のうちであればまったく違う職種の会社にも潜り込むことができるでしょう。

しかし30代になってくるとそれもなかなか難しくなってしまうように思います。

職種は変えずに業界だけを変えたりするなどをして、一工夫を講じる必要がありますね。