電車内で大声で怒鳴り散らす人がいる理由! 彼ら、彼女らの心理状態を勝手に分析!
電車に乗っていると、たまに怒鳴り散らしている人に遭遇しますよね。
なぜあの手の人は、電車の中で怒鳴り散らすのでしょうか。
僕なりにいろいろと考察してみたので、興味がある方は読んでいってください。
電車内で大声で怒鳴り散らす人がいる理由!
都市部の人々が移動するための手段として利用されている電車。
そんな移動ツールですが、時々乗り合わせている人の中から、怒鳴り声が飛んでくることがあります。
声のする方に視線を向けてみると、そこには公共の場であるにも関わらずに、向きになった表情で「誰か」に対して感情をむき出しになっている人がいるわけです。
公共の場であるにも関わらず、なぜその手の人は感情をむき出しにするのでしょうか。
何が彼(彼女)をそうさせてしまうのでしょうか。
ストレスに敏感になっている
電車内で怒鳴りだす人の共通していそうな点としては、「ストレスに対して敏感である」という点が挙げられるように思います。
「他の人であれば気にしないような細かい点」であっても、彼らからすれば気になってしかたないのです。
肩がぶつかったとか、足を踏まれたとか・・・。
こうやって文字にしてみてみると非常に些細なことなんですが、何かが原因でストレスに敏感になってしまった人にとっては、大問題なわけです。
なぜ「ストレス」に敏感になるのか
それでは、なぜストレスに対して敏感になってしまうのでしょうか・・・。
いろいろと要因はあるでしょうが、考えられるものの中から僕的に「可能性が高いと思われるもの」を確認していきたいと思います。
毎日が充実していないから
毎日が充実していなく、どこか不満を感じた状態ですごしてしまうと負のストレスを感じやすくなると思います。
特に電車を利用している人の場合では、なおさらですね。
会社勤めをしている人が多いでしょうが、多くの人が会社へ行くことに対して、どこか嫌々感を抱いていることだろうと思います。
そういう人達は「仕事だから」と自分に言い聞かせて、本当であれば出勤したくもない自らの体を無理やり家の玄関から出させて、満員電車内の人ごみ地獄へと詰め込んでいくのです。
ストレスを感じない方が、むしろおかしいかもしれませんね。
急に不幸が降りかかってきた
例えば急に勤めていた会社が潰れたり、急に解雇されてしまったり。
または納得の行かない降格を食らってしまったり・・・。そのような、雇用に対しての不幸が急に降りかかってしまった場合、人々は電車の中で感情をむき出しにしてしまう傾向があるように思います。
2019年に大企業が40歳以上の社員に対する厳しい人事を発動させた時期がありましたが、あの時期には電車内で発狂する人の数が一際多かったような印象があります。
いい歳したおじさんが、子供のように喚いている姿を何度も見ました。
「笑ゥせぇるすまん」こと喪黒福蔵の元へと駆け込んでいっても、不思議ではないような人ばかりでしたね。
単純に電車内がつらい
正直、電車の中はフィジカル面が優位な方が楽な環境です。
体が小さかったり、力の弱い人は不幸になりがちです。
そういう意味では「女性専用車両」というものは、多くの女性たちを救っている大変すばらしいものであるように思います。
ですがその一方で、体の小さい男性は人ごみの犠牲になることを余儀なくされます。
弱肉強食である電車内での「肉」としての乗車を強いられるわけですね。
それが毎日、その会社に勤め続けている限りは続くわけですから、気が狂ってしまうのも無理はないでしょう。
いい歳になった熟年のおじさんにでもなってくると、このあたりのプライドが触発されて、耐えられなくなった時に爆発してしまうのかもしれません。
怒鳴れば何とかなると思っている!?
何も電車内に限らず、日常生活においてもこのことは言えることだと思います。
世の中には「怒鳴ればなんとかなる」と思っている人がいるようです。
「相手に感情をむき出しにすれば、相手は自分の意のままに動いてくれる!」という具合に。
そういう具合で怒りの感情をコミュニケーションのツールとして使うような人は、電車でも当然ながら怒鳴りちらすことがあるように思います。
人身事故で電車が止まったときに、思わず怒鳴っちゃう人
そもそも、当記事を書きたくなった要因でもあったのですが、先日僕が利用していた路線で人身事故が起こりました。
東京メトロ東西線の茅場町駅です。結構派手な事故だったみたいで、駅周辺の交差点には救急車や消防車?的なものが続々と集合しだしました。
鉄道会社による運転再開時刻も、当初の発表よりもどんどんと伸びていって・・・・。
「早くしろよ!」という怒号
僕は「どうせ運転再開時刻もどんどんと遅れていくだろうし、適当に時間でも潰しておくか・・・。」ということにして、当初は雪が降るとも予想されていた極寒の小雨の中を、あてもなくフラフラと彷徨うことにしました。
それはそれで楽しかったのです。
ですが、やはり寒いし早く帰りたいのでTwitterなどで運行情報をチラチラと確認してみることにしました。
Twitterを見た限りでは、茅場町の駅周辺には僕と同じような帰宅難民が多くいたようで、それぞれがその時に思ったことであったり、駅の様子を伝えてくれるつぶやきをしていたのですが、その中に「『早くしろよ!』と怒鳴っている人がいる」という実況をしているものがありました。
怒鳴ったところで電車は動かない
まぁ当たり前ですが、怒鳴ったところで電車は動きませんよね。
電車が運転を再開するのは、人身事故の後処理を終えたあとです。
「運行に問題がない!」という判断を鉄道会社がしてからですよね。
それにも関わらず、その人は「早くしろよ!」と叫んでいたようです。
まぁTwitterのつぶやきなので、どこまでが本当なのか怪しいところもあるのですが・・・。
電車が動くわけでも無いのに怒鳴る理由
電車が動くわけでもないのに、なぜその人は怒鳴っていたのでしょうか。
考えられる理由は二つあるように思います。
1:その人自身が「何か」に追い詰められていたから
一つ目の理由は「その人自身が『何か』に追い詰められていたから」です。
記事の前半に出てきた言葉を使うならば「急に『不幸』が降りかかってきた」からなのか「単純に駅構内がつらい」からなのか、もしくはその「両方」を理由とするのか。
詳細までは考察できませんが、追い詰められてしまうと防衛本能として感情がむき出しになってしまうのが人間と言うものだと思います。
理屈を使ってモノを考える能力が、低下してしまうのです。
人によって自制できる程度は様々でしょうが、自制能力の低い人だってきっといるはずです。
2:普段から「怒鳴る」ことでコミュニケーションを図っているから
もしも普段からその人が他人に対して「怒鳴る」ことでコミュニケーションを図っているタイプの人であるならば、人身事故の処理が遅れてしまうことに対して怒鳴りだしてしまうことも不思議な事ではありません。
普段からよく怒鳴る人は、怒鳴ることで他人を自分の思い通りに操作したがる傾向にあるように思います。
当然のことながら、電車で早く帰りたかったが人身事故で帰れなくなっている状況に対しても、そのような姿勢は変わりません。
無意識でしょうが、怒鳴ることで電車を自分の思い通りに操ろうとしているのでしょう。
意識的にやっているのであれば、それこそホンモノだと思います。(笑)
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