自分のことが嫌い? 好きになれない? たった一つの理由とその改善策!

突然ですが、みなさんは「自分自身」のことを好きですか?

僕は僕自身のことは大好きです。

もしも誰かから「世界で一番好きな人は誰ですか?」と聞かれたとしても、僕はその答えに「自分自身です」と答えてしまうことでしょう。

 

前もって言っておきますが僕はナルシストではありませんよ。

僕よりもイケメンで仕事もできる有能な人というものが、この世の中ににはいくらでもいることを、僕はしっかりと理解していますからね。

社会的には、僕よりも「そういった人たち」の方が「魅力的」ではあるはずです。

 

しかし「そういった人たち」のことよりも、“僕は”僕自身のことが好きなのです。

今回は、そのような感情を持つに至った「僕の思考回路」についてのお話をしていければと思います。

 

自分のことが好きになれない?

世の中には自分のことを好きになれない人が意外と多くいるようです。

僕からしてみれば信じられないお話ですね。

 

「自分のことを好きになれなかったり、もしくは嫌ってしまう原因」というものは一体何なのか。

まずは確認してみたいと思います。

 

理由はたっと一つ、「将来に望みがない」という感情

自分のことを好きになれなかったり、嫌ってしまうことには、理由はたった一つしかありません。

それは「自分自身の将来に対して望みを感じることができない」という悲観した感情です。

 

要因はたくさんある

理由はたったひとつですが、しかしそんな感情に陥ってしまう要因的なものは多くあります。

ざっと一挙に上げてみます。

自分の将来に望みを感じさせなくしてしまう諸々の要因

・お金がない
・顔がブサイク
・理想が高い
・勉強や仕事ができない
・人間関係がうまくいかない

 

などなど。

このように、将来を悲観してしまう要因となるものは、実に様々であるように思います。

 

他者と比較することはやめよう

しかし「お金がない」「顔がブサイク」などの、上に挙げた諸々の要因とやらは、実は無意識のうちに「自分自身」を「他人」と比較していることが原因で発生していることにお気づきでしょうか。

「お金がない」のは他人と比較してでしょうし、「顔がブサイク」なこともきっと他人と比較してのお話のはずです。

 

他人と比較するとキリがない

日本には2020年1月現在で約1億2600万人もの人で溢れかえっているわけです。

単純に考えて、その中で自らを順位付けしていくなんて、労力の無駄ですよね。

仮になにかの奇跡でも起きて1億2600万分の1の座を手に入れることができたとしても、その精神状態ではおそらくは今度は国外に目が行ってしまうはずです。

一度覚醒した欲望は収まることを知らないはずです。

参考:2019年日本の人口(総務省)

 

小さな組織内での比較も同じ

いきなり日本総人口の話をしてしまって、極端すぎたかもしれません。

しかし結局は会社内など規模が小さくなっても同じです。

すべての点において、一人の個人が別の個人に勝っていることなど稀です。

「Aさんのほうが私よりも綺麗でくやしい」と感じている女性(Bさん)がいるとしたら、必ずBさんの方がAさんよりも勝っている点があるものです。

もしもすべての点においてAさんの方が勝っているのだとしたら、それは会社内の関係として付き合うことが間違っている間柄であった可能性もあります。

それこそ先ほど説明した「1億2600万の戦い」で対峙するべき相手で会って、そのような勝負は頑張るだけ無駄なので、変に張り合わないことが得策です。

 



僕が僕を好きな理由

「僕が僕を好きな理由」を考えてみました。

ここまでの話の流れのように、僕はあえて僕自身を他者と比較することはしません。

もしも「他人と比べて自分に劣っていると思われる点」が確認できた場合でも、素直にそのことを認めます。

そして自分がそのレベルに到達できるように努力をするか、もしくは努力をしても叶わないようなことであれば諦めることも平気でします。

 

「努力」or「諦め」の使い分け

自分よりも有能で優れている人間などこの世にいくらでもいますし、「自分よりもイケメン(美女)」や「自分よりも金持ち」、「自分よりも人脈がある」などと要素を絞ってしまうと、その分だけさらに「自分よりも優れた人間」は増えてしまいます。

優れた人間とやらに自分を合わせていくことは確かに大切ですが、一方で合わせずに諦めてしまうこともまた同じくらい大切であるように思います。

 

有能な人間を真似る努力する

まずは他人に優れた箇所があれば、それを真似てみる事です。

おそらくは多くの人たちが頑張り、そしてまた結果が出せずに悩んでいる行為でもあるように思います。

他人の優れた箇所を自分にも取り入れるように努力をすると、成功すれば自分自身を好ましい方向へ成長させることができるわけです。

仕事を効率的にこなすCさんがいれば、Cさんの「仕事ぶり」を真似する。

いつも他人から好かれているDさんがいればDさんの「振舞い」を真似てみる。

というように、です。

 

真似ることができなければ諦める

努力して真似ることができればいいのですが、どうしてもうまく行かないことだってあるでしょう。

「難しいから」とか「やっていてつまらないから」とか、理由は何だっていいと思います。

そんなときは開き直って諦めてしまうのです。

大丈夫です、諦めたって死にはしませんよ!

 

どうしても他人の優れている箇所を真似ることが自分に難しいときがあります。

例えば僕の場合は、電話をしながら効率よくFAX処理をすることができません。

必ずどっちかは止まってしまいます。

しかし中にはそれを同時にこなすことができる人がいるんですよね。

そんな時は、僕は「その人の『優れた箇所』を取り込むもうと努力をしていたこと」を諦めるのです。

そうすることで、自然とその人に対する「尊敬の念」も芽生えてきます。

 

自分を知ること

そのようにして自分が「できること」と「できないこと」を一つ一つ知っていくことができれば、だんだんと自分というものを客観的に理解していくことができるようになると思います。

別にできることが少ないことを嘆く必要はありません。

ここで大事なことは、「自分を知ること」です。

 

「できる事」を少しずつ増やしていくといいかも

自分を知ることができれば、あとは「できない事」に関する劣等感のようなものを一つ一つ潰していけば、自然と自分を好きになることができように思います。

ただその場合は「できない事」を頑張って克服するよりかは、「できる事」を増やしていく方が精神衛生上いいように思います。

 

趣味を極めてみては

何か自分が夢中になれるものを見つけて、それを極めていくことがいいように思います。

そういう意味では「趣味」に没頭することがよろしいでしょう。

好きな趣味であれば、熱意を持って努力を継続することができるでしょうし、なによりも苦痛を感じにくいはずです。

あくまで一例ですが、そのように考えていくことで、きっと自分のことを好きになれて、毎日を楽しむことができるようになってくる気がいたします。