動画編集ソフト「Premiere Elements 2020」を使ってみた感想
YouTuber歴も2週間そこらになってきた僕ですが、動画編集ソフトとしてPremiere Elements 2020を使っているわけです。
今回は、Premiere Elements 2020を使ってみた感想というものをテーマにして記事を書いていきたいと思います。
↑僕のYouTubeチャンネルのスクショ画面です。
動画投稿に慣れることを目的とし、クオリティよりもたくさん撮影&編集することを大切にしております。
まずは簡単に、「Premiere Elements 2020」とは
この記事を読んでいただいている方であれば、おそらくはなんとなくは分かっていらっしゃるかもしれません。
Adobe社による動画編集ソフトには「Premiere」というものがあり、その機能収縮版として用意されているものが「Premiere Elements」ということになります。
それの2020年版だから「Premiere Elements 2020」ということになるのです。
After Effectsとの違い
動画や映像を編集するための類似ソフトとして、Adobe社からは「After Effects」というソフトも出されています。
このAfter EffectsとPremiereの違いとしては、僕は「仕上げたい動画の方向性による」ということを上げておきたいと思います。
短くて濃い映像には「Affter Effects」を
簡単に言うと、「ゲームのショートムービー」や「CGを使ったCM(コマーシャル)」などの「2~3分ほどの短くて濃い映像」には「After Effect」を使うべきかと思います。
映像に加工に加工を重ねるための機能が満載されているというイメージですかね。
映画などでCGをふんだんに使ったシーンなどがありますが、ああいったものがAfter Effectsで作られていると思っていただいていいと思います。
僕も3DCGのゲームメーカーなどに面接に行ったときには、ほぼ必ず「After Effectsは使えますか?」と面接官に聞かれていたものです。
ちなみに僕は学生時代に大学のPCでいじったのが最後であるため、「最新のAfter Effectsを使う自信はありません」と必ず回答していました。
長くて薄い映像には「Premiere」を
「薄い映像向け」というと語弊があるかもしれませんが、それもあくまで「After Effects」と比べたときの場合です。
基本的にYouTubeに投稿する動画であれば「Premiere」で問題ないはずです。
カメラで撮ったものを見やすく編集する。
そのような場合など、「Premiere」はタイムラインで長時間の動画を編集することに向いています。
「このタイミングにテロップを入れる、モザイクを入れる、効果音をいれる。そしてこのタイミングで消す。」
そういった使い方を効率的に行うことができるのが「Premiere」ですね。
余談:じゃあ、CG映画のような「濃くて長い映像」は?
そうなってくると、「じゃあ、CG映画のような『濃くて長い映像』はどのようにして作っているんだ?」という疑問が浮かんでくるかもしれません。
その答えは単純で、「After Effects」で作った映像を「Premiere」で再編集しているだけなんですね。
映像の現場では、そのように組み合わせて作品作りをしているところも少なくないようです。
「Premiere Elements 2020」には満足
「Premiere Elements 2020」に対する僕なりの使用感というものをお話いたしますと、大体満足のいくものとなっております。
必要最小限の機能が揃えられているので、「思い通りの動画が作れなくてフラストレーションがたまる」ということにはなりにくいと思います。
Photoshop Elements 2020と合わせて買ったため、¥17.000で購入したことになり、お買い得感は感じられます。
↑実際に僕が購入したものです。(Windows版)
懸念点もOK
購入前に僕が懸念していた以下に示すことは、一通り問題ないです。
購入前に懸念していたこと
・テロップ作成 → 問題なし
・カット割り → 問題なし
・別動画のつなぎ合わせ → 問題なし
・動くモザイク → 問題なし
・音量調整 → 問題なし
・早送り、巻き戻し → 問題なし
このように、本当に一通りの操作については問題なしです。
この他については懸念していないため不明です。
ただし操作性は悪いかも
おそらくは「Elements」であるからという可能性もあります。
通常の「Premiere Pro」であれば解決するのかもしれませんが、操作性が悪くてストレスを感じてしまう場面も多々あります。
※ただしすべての操作に関して僕も熟知しているわけではありませんから、今後操作経験を深めていく過程で解決策が出てくる可能性も十分にあります。
テロップを使いまわせない
例えばテロップを入れる場合。
いちいちフォントやサイズなどを指定し直さなくてはいけません。
「このフォント、このサイズ、この色で!」ということで決めたとしても、いちいちすべてのクリップで一から指定する必要が生じるのです。
安易に「コピペで文字情報を使いまわして、書かれている文字だけを変える」ということができないのです。
「全く同じフォント、サイズ、色、書かれている”文字”」であれば話は別ですが・・・。
モザイクの形の調整ができない
基本的にモザイクなどエフェクトを入れる場合には、その指定範囲は正方形もしくは長方形になります。
なぜ「四角形」という表現を使わずに「正方形」「長方形」と表記したのかと言いますと、「ひし形」などのような形で指定範囲をつくることすらもできないからなんですね。
そうなってくると当然複雑な形で指定範囲を設けることなど不可です。
そういった点さえ気にならなければ、とりあえずPremier Elementsを入れておけばOKでしょう。
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