ピアノなんて始めたくなったら始めちゃえばいいじゃん! 2020年にあなたがピアノを始めるべき理由。

ピアノなんて、始めたくなったときに始めてしまえばいいと思うんです。

生ピアノではありませんが、僕も29歳になって、勢いで電子ピアノを買って始めましたらね。

 

今回の記事は、主に以下のような人に向けて文章を書いていきます。

 

ピアノを始めてみたい人

ピアノを弾くことに興味がある人

大人でもピアノが弾けるようになるか不安な人

楽器演奏に興味があり、その中の選択肢に漠然とピアノがある人

 

もちろん、これ以外にも今回のタイトルにピンと来た人がいれば、是非読んでみてください。

 

 

 

ピアノなんて始めたくなったら始めちゃえばいい!

ピアノという楽器に少しでも興味が湧いていれば、思い切って買ってしまいましょう。

買う前からあれこれ考えこんでいたって、労力の無駄です。

悩むことは、買った後にだっていくらでもできるはずです。

・・・買った後の場合は、少々めんどうになるでしょうが。

 

 

「ピアノを購入するべきか」フロー

このようなものを作ってみました。名付けて「『ピアノを購入するべきか』フロー」です。

 

【後日添付いたします!】

 

そうです。

要するに、少しでもピアノ演奏に興味があるのであれば、とりあえずは買ってしまうべきなのです。

スペースの関係で置くことができないとか、そういう制約もあるかもしれません。

そんな時でも、なんとか工夫して、あなたの「ピアノ弾きたい!」という気持ちを優先させるようにするべきであると、僕は思います。

 

 



なぜピアノを始めないのか?

逆の観点から物事を考えてみます。

ピアノ演奏に興味があるのに、なぜピアノを始めないのでしょうか?

考えられる理由を、以下に述べていきたいと思います。

 

 

お金がかかる

まず一つ。

お金がかかるという点がピアノを始める人の心理的な障害になっているように思います。

 

確かにピアノはお金がかかりますね。

生ピアノの場合では、最低でも十二~三万ほどの金額が必要となってくるでしょう。

 

ですがそれだけの金額を支払ったとしても、得られるのは生ピアノの中でも最低ランクのモデルです。

いや、それでも素晴らしい品物ではあることは間違いないと思いますが・・・。

その分の金額を当てるのであれば、「電子ピアノの高グレードなモデルを検討するようにした方がいいのでは・・・。」と思う訳です。

もちろん金額は上を見ればきりがありません。

 

 

電子ピアノを検討する

既に上で話が出てしまっていますが、もしも金額面でピアノに対する懸念が発生しているのであれば、電子ピアノを買いましょう。

電子ピアノはいいですよ!(笑)

電子ピアノの場合は、ピアノメーカーはもちろんのこと、電化製品という扱いになるため多くのメーカーが参入しています。

ピアノメーカーである「YAMAHA」社や「KAWAI」社はもちろんのこと、「Roland」社や「CASIO」社、「KORG」社なども電子ピアノメーカーとしては有名な地位を築いています。

その分、品数も多く、メーカー同士で価格競争をしあったり、また販売店の方でも値下げしたりをしてくれる場合があります。

結果として、お値段以上にお得になる場合も。

非常にオススメな戦法です。

 

 

価格重視ならYAMAHA「P-40」

もしも価格面を重視するのであれば、KORGの「B2 BK」がオススメです。

Amazonであれば、¥33,130で購入することができますね。

他のネット販売なども同額です。

安い価格帯の電子ピアノは、スタンドは別売りであるケースが殆どなのですが、専用スタンドも¥6,364で購入できます。

(いずれも2020年3月現在での価格)

 

 

もしも予算が¥40,000円前後で電子ピアノを買うのであれば、恐らくはこのYAMAHA「P-40B」が最も最適な選択肢となり得ると思います。

 

正直、この金額よりも廉価なモデルは存在します。

しかし、ピアノとして演奏ができるかが正直疑問です。

 

「鍵盤が薄すぎる」

「鍵盤が軽すぎる」

「白鍵と黒鍵の高低差が無い」

などの理由で、「ピアノ風の楽器」とでも呼んだ方がふさわしい場合があります。

 

もしも「ピアノ風」ではなく「ピアノ」を弾きたいのであれば、今回ご紹介したモデルの価格帯などから検討するようにしてみてください。

 

 

設置スペースがない

ピアノは大きい楽器です。

家に置くだけで、部屋の空間を大きく占有してしまいます。

特に僕のような男一人暮らしの社畜が住むようなマンションの一室だと、その不都合は無視できないものになってしまいますね。

 

 

非常にコンパクトな「FP-10-BK」

スペースの都合でピアノ購入を断念しているなんて、本当にもったいない話だと思います。

何とかピアノを家に設置する方法はあるはずです。

考えられる方法は、大きく方法は二つあります。

アップライトピアノを購入するか、それでもダメな場合はコンパクトな電子ピアノを購入するか。

この辺りをまずは検討してみましょう。

 

 

電子ピアノを検討する場合は、こちらのRoland「FP-10-BK」が非常にオススメです。

この電子ピアノは、現在世に出ている中で最もコンパクトな電子ピアノとなっております。(僕調べ)

譜面台を除いた状態のピアノ本体の寸法は(高さ×幅×奥行)=(140×1284×258mm)となっています。

僕の家では88鍵の電子ピアノを設置することができなくて、やむなく64鍵の選択肢が頭をよぎったのですが、このピアノのお陰で88鍵を購入することができました!

本当にありがたいモデルです。

 

 

64鍵とか、少ない鍵盤も視野に入れる

さきほども少し話にあがりましたが、どうしても88鍵のモデルを設置するスペースが無いのであれば、64鍵などの鍵盤数のモデルを検討することも選択肢の一つです。

しかし、ほとんどの少ない鍵盤のモデルは、「電子ピアノ」ではなく「電子キーボード」と呼ばれる類のものになってしまうようです。

少ない鍵盤の「電子ピアノ」は、探し出すことができませんでした・・・。

 

では「電子キーボード」は「電子ピアノ」と何が違うのかというと、絶対的に鍵盤のタッチが違います。

これはピアノに初めて触るという人でも分かると思います。

言い方が悪いかもしれませんが、音は素晴らしくても、鍵盤のタッチがオモチャっぽくなってしまうんです。

なので、少ない鍵盤のモデルを選ぶことは、最終手段にしたほうがよいでしょう。

 

 

71鍵は選ぶな

ちなみに71鍵というモデルも世の中には存在するようですが、71鍵のものを選ぶのであれば、先ほど紹介したRoland「FP-10-BL」の電子ピアノを選んでください。

サイズが殆ど変わりません。

変わらないのに「ピアノ」ではなくて「キーボード」を購入してしまうのは、愚の骨頂であると僕は思います。

 

 

家族や近所に迷惑

ピアノは楽器です。

当然音が鳴るわけですね。

その音が騒音となって、周囲に迷惑がかかってしまうような環境の場合も、工夫が必要になってきます。

 

 

消音ペダルか、電子ピアノで

迷惑となってしまう相手が、同居している「家族」なのか、あるいは他人である「近所」の人なのか。

それぞれで少々対策は変わってくるでしょう。

ですが、基本的な対策方法は同じです。

 

生ピアノの場合は「消音ペダル」などを利用します。

もしくは生ピアノではなく「電子ピアノ」を購入するようにしてもいいでしょう。

この点で言っても、やはり電子ピアノという楽器は、最強の楽器ですね。

消音の観点から考えれば、どの電子ピアノがいいとかいうのはありません。

しっかりとイヤホンで音を出力させることができるものであれば、どんなモデルでもいいでしょう。

 

 

打鍵音に気を付けて

電子ピアノの場合であっても、鍵盤を叩いたときに鳴る「打鍵音」「打鍵の振動」のことは無視できません。

鍵盤が物理的に叩かれるわけですから、これらの類のものはどうしても出てしまいます。

 

打鍵音の方はあくまで音なので、壁を一枚隔てればなんとかなるかもしれません。

しかし打鍵の振動に関しては、工夫を凝らす必要に迫られるでしょう。

物理的な衝撃ですから、何かで緩衝する必要があります。

 

以前、電子ピアノの打鍵の衝撃を和らげる方法を書いたことがあります。

そこに記載したものを取り入れていただければ、この点も問題なくクリアできると思います。

 

関連記事:電子ピアノの騒音や振動を抑制する方法。

 

 

続くか不明

「ピアノを始めたところで、続くかどうか不安だ」という人もいることでしょう。

ピアノを始めるには、いろいろと準備が必要です。

それこそ、今回この記事で紹介したようなことが。

 

「せっかく準備をして始めたは良いが、続かなかったらパーになってしまう。」

そういった損得勘定が、あなたのピアノ購入を踏み留めているかもしれません。

 

 

気にしない

そんなときは、とりあえず気にせずに始めてしまえばいいと思うのが、僕の考えです。

確かに、ピアノが続かない可能性はあるかもしれません。

ですが、それ以上にピアノを続けることができる可能性だってあるはずです。

未来の自分の気持ちなんて誰にも分かりません。

どうせ後悔するなら、「やらないで後悔するよりも、やって後悔」したほうが良くないですか?

 

 

辞めたってドンマイ

「飽きたらやめる」でぜんぜんいいと思います。

飽きるまでピアノを楽しみましょう。

 

途中で辞めたらからってピアノメーカーに罰金を支払うことなんてないです。

免許制でもないから、免許取り上げになるなんてこともありません。

 

それに、あなたがピアノを弾いていた時間が、例え短かったとしても経験値にはなるはずです。

この先の人生のどこかで、ふとした時に経験の引き出しとして引っ張り出すことができるわけです。