大人になってからピアノを趣味に始めるべき5つの理由!  ピアノが弾けることでこんなにメリットがあります!

2020年4月11日

大人になってから趣味としてピアノを始めることは、僕としては正解だと思います。

 

今回の記事では、大人になってからピアノを始めることで、どのようなメリットがあるのか。

この点に着目して、「ピアノを始めるべき理由」を書いていきたいと思います。

 

 

大人になってからピアノを趣味に始めるべき5つの理由!

さっそくですが、なぜ大人になってからピアノを始めるべきなのか。

また、ピアノを始める人が多いのか。

その「メリット」であったり、「理由」であったりを、考えていきましょう。

 

※一部、医学的な話が含まれていますが、僕は医学の素人です。

医学的な話については「~そう言われている」という認識で聞いてください。

 

 

1:楽しい!

まず理由の一つとして「楽しい!」ことがあげられます。

 

 

「音」を「楽」しむことの基本

ピアノは「完全楽器」と呼ばれています。完全楽器とは以下の3つの要素を備えたもの。

 

「完全楽器」の要素

1:メロディー

2:リズム

3:ハーモニー

音楽とは、基本的にこの3つが揃った時点で、形になります。

 

音楽バンドでも、ギターやドラム、ベースなどのパートが分かれている理由は、ここになります。

ピアノの場合は、なんと1台で3要素全てを演出させることができます。

ピアノが1台あれば、音楽として曲を成立させてしまうことができるんですね。

まさに、「『音』を『楽』しむための基本の楽器」であるといえるでしょう。

 

ちなみに「完全楽器」は、ピアノ以外ではアコースティックギターがあります。

 

 

続けやすい

ピアノの場合は、日本でも人気な楽器です。

このため、周囲にはピアノを始めやすく、そして続けやすくしてくれる環境が整っています。

 

例えばYouTubeなどで「ピアノ」と検索をかけただけでも、人気のピアノYouTuberの検索結果がヒットしますね。

街の書店へ行けば、音楽コーナーにはピアノに関連する本棚が設けられているでしょう。

教室の数だってたくさんありますよね。

 

このように、日本ではピアノを続けやすくしてくれる環境が整っています。

長期的な趣味として、ふさわしいように思います。

 

 

2:音感がつく

ピアノをやっていると、音感がつきます。

音感が付くことで、鳴っている音が何の音であるか、見当がつくようになりますね。

 

 

作曲だってできちゃうかも

音感が付くことの何がいいのかと言うと、作曲ができることが僕は一番大きいように思います。

作曲ができてしまえば、自分が何かを表現するための表現ツールが一つ増えたことになります。

 

僕は現状で「3DCGを作ること」と「絵を描くこと」くらいしか表現手段がありません。

なので「曲が作れること」に対しては、非常にあこがれを感じるのです。

 

 

3:カッコいい or 魅力的

ピアノが弾ける人というと、どうやら「カッコいい」イメージや、なんだか「魅力的」に感じられるという話があります。

実際のところはどうなのでしょうか。

 

 

モテる

ある調査機関によると、「楽器ができる異性」を魅力的に感じると回答した割合は、全体のおよそ60%

中でも「ピアノができる異性」を魅力的に感じる割合は、さらに60%

つまりピアノが弾けるだけで、100人中36人からは好意的に見られるということになります。

 

 

またこれは僕の話ですが・・・。

僕はバイオリンがそこそこ弾けます。

確かにバイオリンができるようになってからは、できなかった頃よりはモテるようになったような気もします。

 

バイオリンの場合は、同じ調査機関のまとめによると、60%の全楽器のうちの24%の回答になります。

つまり100人中14人から好意的に見られることに。

ですが、これはピアノの半分以下の数値です。

う~ん、これはピアノを頑張るしかないですね!(笑)

 

 

知的に魅せられる

ピアノが上手いと、知的に魅せることができるという話もあります。

ある調査では、実際に東大生の親が子供に習わせたこととして、ピアノの率が目立っていました。

通常の学歴の人の、実に2倍近くの割合で、習わせていたようです。

そういった点も、影響しているのかもしれません。

 

 

4:脳科学的に良い

ピアノをやっていると、「脳にもいい効果が及ぶ」という話もあります。

脳科学者の澤口俊之氏は、「ピアノが脳に良いこと」をいろんなところで断言するほどです。

 

 

理性・思いやり・共感力が上がる

ずいぶんと詰め込んでしまいました。

どうやらピアノをやると「HQ」というものが上昇するようです。

記事によればHQとは、纏めると以下の「2つの力」で言い表せられるようです。

 

HQとは?

1:未来志向的行動力 = 夢や目的に向かって適切に行動する能力

2:社会関係力=理性・思いやり・協調性を身に付けてうまく生きる能力

つまりHQが上昇するのであれば、「人間らしい生活を送るための能力」が向上するのだということです。

 

細かく言えば、「夢の実現」や「社会的成功」、「良好な恋愛」や「結婚生活」・・・。

さらには「運動能力」や「器用さ」、「言語能力」、「IQの向上」・・・。

これらの要素が、改善するんだそうです。

 

僕が書くだけだと、どこぞのカルト教の勧誘文句のようにも見えるでしょう。

しかし顔出しをしている脳科学者が言っているのですから、それなりに信憑性があるものです。

 

 

5:生活習慣病の予防にもなるかも

いわゆる「ボケ防止」ですね。

 

ピアノを演奏することで、常に左右の手はバラバラの動作を求められつづけます。

また、目は楽譜を追うことを求められます。

耳は、鳴った音が正しかったかの感覚などを求められるでしょう。

 

とにかく、全身をつかった様々な動作が求められるのが、ピアノという楽器になります。

まぁ、楽器であればどんなものでもある程度の効果は期待できるのでしょうが・・・。

 

ただ、両手の指を細かくパラパラと動かす必要のあるピアノは、とりわけその効果が高いように思います。

バイオリンなどでもピチカート奏法などがありますが、ピアノ程の細かい動きは求められません。

 

 



大人になってからピアノを始める人はどれくらいいるのか

このように、大人であっても数々の利点が期待できるピアノ。

 

さて。

ではピアノを大人になってから始める人はどれほどいるのでしょうか。

 

 

詳細は不明

残念ながら、大人になってからピアノを始める人がどれほどいるのかは不明です。

どこも統計を取れていないようです。

 

というのも、多くの人が、勝手にピアノを買ったり、引き始めたりしてしまえるからですね。

僕だって、誰に報告するまでもなく、勝手にピアノを買って、弾き始めだしましたよ。

 

ピアノは免許制ではありません。

ともなれば、正確な「始めた人」を把握することができないのです。

 

 

YAMAHAの「大人の音楽教室」の生徒数11万人

以下は、参考まで。

国内大手のYAMAHA社が運営している「音楽教室」についてです。

 

2019年のYAMAHA社の報告書によると、大人のピアノ人口は10万5000人

もっとも、全員がピアノの生徒というわけではないとは思います。

ただ、メインがピアノ教室であるため、多くがピアノの生徒であるはず。

詳細については、調べきることができませんでした。

 

外部リンク

2019年 YAMAHA社の報告書(PDF)

このデータを見る限り、やはり多くの大人たちが、音楽を習っていることがお分かりいただけるかと思います。