現在29歳。大人になっても身長を伸ばすための方法はあるのか?

2020年3月21日

僕の偏見かもしれませんが、一般的に男というものは身長が高い方が周りからの好感を得やすい傾向があるように思います。

もちろん身長が低くても、好感は得られるでしょう。

ですが、身長が低くて得られる好感というものは、ある種の「かわいい」という感情から生まれてくるものだと思います。

 

かわい気のある男を目指すのであれば、低身長でもいいのかもしれません。

ですが、普遍的な男を目指すのであれば身長があった方が好ましくなるでしょう。

特に年を重ねていくと、この感覚はより顕著になってくると思います。

 

今回の記事では、噂レベルかもしれませんが「大人になっても身長を伸ばすことができる方法」と言われているものについて纏めて、考察してみたいと思います。

 

 

大人になっても身長を伸ばすための方法はあるのか?

大人になっても身長を伸ばす方法はあるのでしょうか。

ちなみに今回の記事は、医学の素人が様々なことから取り込んだ情報を、素人なりに纏めた内容になります。

「医学的に根拠のある情報が知りたい!」という方は、回れ右を推奨いたします。

 

 



大人になってしまうと身長が伸びなくなってしまうワケ

一般的には、人間は大人になると身長が伸びなくなってしまいます。

厳密に言うと、成長期が終わると伸びなくなってしまいます。

 

 

骨端線がなくなる

身長が伸びるためには、骨が伸びる必要があります。

 

では骨はなぜ伸びるのか・・・。

それは骨の端には「骨端線」と呼ばれる軟骨の帯のようなものがあることが理由のようです。

「成長軟骨」とも呼ばれている、軟骨の一種になるようですね。

 

基本的に骨は、この「骨端線」で生成されて、結果として骨が伸びていくのです。

↑子供と大人の骨の違いのイメージ

 

成長期の子供にはこの骨端線があるようなのですが、一般的には成長期の終了と共に骨端線が消失してしまうと言われております。

そうなると骨を生成する層が無くなってしまうわけです。

つまり、それ以降から骨が伸びることができなくなってしまうということになるわけです。

 

 

骨芽細胞と破骨細胞

骨端線が骨を生成して伸ばす理由というものに、骨芽細胞破骨細胞という二つの細胞の存在が挙げられます。

簡単にいうと、骨芽細胞が骨を作って、破骨細胞が形を整えてくれる役目をしてくれます。

 

骨芽細胞・・・骨をざっくりと造成する

破骨細胞・・・骨を正しい大きさ・形に整える

 

粘土で盛って、不要な部分は削ったりして、どこか塑像をつくることと似たイメージでしょうか?

とにかくこの2つの細胞が骨端線にあるおかげで、身長は伸びるようです。

 

 

骨端線が消滅する理由は不明!

では、この骨端線はなぜ成長期の終了と共に消滅していってしまうのでしょうか。

この理由についていろいろ調べたのですが、残念ながら理由は分かりませんでした。

今後、このあたりの研究が進んで原因究明ができれば、骨端線が消失した大人でも効率的に身長を伸ばすことができるようになるかもしれません。

 

 

大人になっても身長が伸びる人は実際いる

殆どの人が成長期が終わって大人になると身長の伸びがとまってしまいます。

しかし、中には身長が伸び続ける人もいます。

また、身長の伸びが止まってからしばらくして数センチほど再び伸びたという人も結構いるようです。

 

僕の職場の先輩1人も、いつかの会社の健康診断で昨年比で2cmなぜか伸びていました。

僕が去年に筑波山に登山をした時に一緒に登った友人A君も、数年前くらいに比べて身長が伸びていたような気がします。

 

 

大人になっても成長ホルモンの分泌は止まるわけではない

大人になると成長ホルモンが止まってしまいます。

それで身長が伸びなくなってしまうというイメージをお持ちの方も多くいらっしゃると思います。

 

しかし大人になったからといって、成長ホルモンの分泌は止まりません。

成長ホルモン自体は、大人になっても分泌されます。

つまり成長ホルモンの分泌自体が身長の伸び止まりに直接的に影響を及ぼしているわけではないということになります。

 

 

食事・睡眠・運動

子供から大人になってガラッと変わってしまうものって、食事・睡眠・運動などの習慣ですよね。

おそらく多くの人が働き始めたことによって、こういった生活習慣が乱れだすと思います。

つまりこれらの習慣を「子供の時と同じレベルで継続させていくこと」が、大人になっても背を伸ばすためのポイントなんじゃないかと思うわけです。

 

例の僕の職場の先輩も、直近の1年は会社から帰ったら19時には爆睡していたようです。

休みの日も、用事が無ければ家で腹筋していたようで・・・。

 

 



大人になってから身長を伸ばすための具体的な方法

ここまでは、大人になるとなぜ身長の伸びが止まってしまうのか。

そして、その中でも「なぜか一部の人は大人になってからでも身長が伸びだした」という話をさせていただきました。

 

そのような事例を元に、具体的にどのようにすれば大人になっても身長を伸ばすことができるのかを、考えていきたいと思います。

 

 

骨端線のことは忘れる

基本的には「大人になった」ということは、「骨端線が消滅している状態」になります。

つまりは子供の成長と同じような身長の伸び方は、期待できないものと思われます。

 

ですが、それでも大人になって身長が伸びたという人は実際に存在してするわけです。

骨端線のことは忘れて、諦めずに身長アップを念じるようにしていきましょう!

 

 

身長の伸びやすい食事を摂る

やはり体を作るための材料となるものは、食事から取り込まれます。

人の体は、その人が食べたものから作られているのです。

ここを疎かするわけには行きません。

 

ここからは、一般的に「身長に良い」と言われている食物を確認してみましょう。

今回は日進オイリオ社からの情報を参考にいたしました。

このうち僕が注目をした食材を3つほど抽出いたします。

 

 

牛乳

これは鉄板ですね。

骨と言えばカルシウム

カルシウムと言えば牛乳です。

ですがカルシウムばかり取り続けるのもいけません。

栄養素とは、バランスよくとらないと効率よく吸収されないからです。

 

 

ほうれん草

カルシウムや、カルシウムの吸収効率を上げるためのビタミンKが入っています。

その他にもほうれん草には各種栄養素の吸収効率を上げる働きが期待できるんだとか。

野菜にしては亜鉛も比較的多く含まれているため、身長以外の観点からも摂取していきたい食材です。

 

 

納豆

納豆にも、カルシウムビタミンKが入っています。

またタンパク質も豊富に入っており、こちらも骨の構成成分として重要な役割を担っているようです。

他にもアルギニンという成長ホルモンに似た働きをしてくれるものも含まれているため、まさに日本が誇るスーパーフードです。

 

 

良質な睡眠

「適切な睡眠時間は●●時間だ!」というような言い回しをたびたび目にしますが、大塚製薬社の出した情報によると、専門家の間でも明確な時間が定められていないようです。

ですが共通している認識としては、「満足感が得られた睡眠をとることは、いいことである」というもの。

ただ、そういわれても「何を当たり前のことを・・・」と思われるかもしれません。

しかし大人は意外とできていないと思います。

僕は毎朝いつもスマホのアラームにたたき起こしてもらってます。

 

 

「あー、よく寝た!」と言って朝を迎える

アラームに無理やり起こされて、頑張って起床しているようでは「良質な睡眠がとれた」とは言えないでしょう。

仮に起こされたとしても、その後スムーズに布団から出て、支度にとりかかることができればいいと思います。

僕はできていません。

眠い目を頑張ってこじ開けています。

これではいけません。

前日の寝る時間をもう少し早めたり、何らかの対策を講じることが好ましいです。

 

 

ゴールデンタイムの嘘

成長ホルモン自体は、睡眠の質が高まった時点で分泌されるようです。

よく「22~翌2時の間はゴールデンタイムだ」とか言われて、成長ホルモンがよく分泌されるという話を聞くことがあります。

おそらくは誰しもが、一度は耳にしたことがあると思います。

しかし、この話が「嘘」であるということも、2020年の最近ではよく聞くようになりました。

「もう何が何なのか・・・」という感じですね。

とりあえずここで言えることは、「寝る時間帯にこだわる必要がない」ということです。

 

 

適度な運動

適度な運動と言うものも、身長を伸ばすためには無視できません。

足の骨に程度のいい刺激が与えられるような運動であれば、身長アップには好ましいようです。

 

 

バスケットボールやバレーボール等

バスケやバレーなどのスポーツは、一般的には身長が伸びやすいと言われています。

どうやら上下方向に飛び跳ねる動きにより、着地時に骨に衝撃が伝わって、骨に成長作用を及ぼす様です。

もちろん他のスポーツでも似たような効果は期待できると思いますが、やはり上下に飛び跳ねる動きがあるバスケやバレーなどが、効率がいいということになるようです。

 

大人でもやりやすい、休日の登山

大人でもやりやすい運動ということであれば、登山もしかしたら選択肢に入れられるかもしれません。

バスケやバレーほど骨に対しての適度な刺激はありませんが、登山をすることで全身が心地よく疲労することができます。

とくに「登山をやって身長が伸びた!」という話を聞いたことは僕自身はありません。

ですが、もしも「骨に対する適度な刺激」が身長アップの要因であるならば、登山も十分その要因になり得ると思うのです・・・。

どうでしょうか。