「もうちょっと続けようかな・・・」仕事を辞める意志が揺らいできたときに自分を制御する方法!

2020年2月8日

2019年はさんざん「仕事を辞めるぞ!」と意気込んでいたのですが、いざその時期が近づいてくるとだんだんと「辞めること」を止めたくなってくるものです。

本当に仕事を辞めちゃうと収入が途絶えちゃうから、やっぱ心配だわ~」みたいな。

 

今回は、そういう状態になったとしても、しっかりと自分の意志を保持し続ける方法を確認してみたいと思います。

 

「仕事を辞める意志」が揺らいで来たら・・・

「辞めるとは言っていたが、やっぱりもうちょっと続けようかな・・・」

そう意志が揺らいでしまうことが、いざ仕事を辞めようと行動をし出すと出てきてしまうかもしれません。

 

仕事を辞める自分がどこか遠くにいる「未来の存在」だったのですが、それが「今を生きる自分自身」と重なりだそうとしたとき、他人事だったものも自分事となって感じてしまいます。

そういったことが、一つ理由にあるのだと思います。

 



本来の自分がどうしたかったか

意志が揺らいできたときは、本来の自分がどうしたかったのかを確認してみることをまずはオススメしたいと思います。

仕事を辞めてしまうと、確かに収入も途絶えるし、上司や先輩から変な顔をされながら2週間~1ヶ月の間を過ごすことになるかもしれません。

しかしもう一度「辞めたい!」と思った時の自分の視点で、現在と未来を見直してみる事です。

過去の時の自分は、ある意味では第三者でした。

このような「誰かに相談でもしたくなること」は、客観的に物事を見ることのできる「過去の自分」にでも相談してみるのが、非常に有効になってくるのです。

 

過去の自分=第三者

過去の自分は第三者です。

「某古代ファラオ」と「千年パズルを持つ少年」の関係もそうですね。

「漫画を例にして、何をバカなことを言っているんだ」と思われるかもしれません。

しかしかなりあの漫画は的を得ているように思います。

過去の自分(もう一人の自分)に相談をするなり、もしくは過去の自分(もう一人の自分)に精神を戻して、自分の現在とこれからを考えていくのです。

 

今の自分が感じている「心配」「不安」は無視すること

あくまで今の自分が感じているだけの「しばらくの生活費の心配」「上司や先輩から白い目で見られる心配」は無視してください。

今の自分が感じている「感想」ほど邪魔なものはありません。

今の自分が感じている「感想」に振り回されてしまうと、せっかくのもう一人の自分による助言も、意味のないものとなっていまいます。

 

実際に他人に相談する場合

自分の将来を見据えるために、自分ではない「実在する他人」に意見を求めることも方法の一つであると言われております。

結論だけを先に申しておきますと、他人に相談をしても他人からの回答の中には答えは絶対に入っていません。

しかし他人の言葉を参考にして自分の本心を洗い出すことは十分にできます。

 

他人に相談することは・・・正直どうだか

正直、自分自身の問題ごとであるため、僕としては他人に相談することはあまりお勧めしません。

仮に他人からの回答が非常に論理的で的を得た内容のものであったとしても、そもそもそれに素直に自分が従えるのかも不明瞭です。

 

相談する時点で答えを選んでいる

そもそも論として他人に相談する場合では、相談者は無意識に問題の答えを選んでいるように思います。

他人に相談する場合は、相談する段階で「おそらく彼(彼女)に相談したら、こういった答えが返ってくるだろう」と無意識に予想をしている場合が多いです。

自分の望む答えが返ってきそうな人を選んで期待をし、もしくは望む答えが返ってくるように質問を引きずるのです。

 

他人への相談で背中を押してもらっている

他人への相談とは、すなわち自分自身の背中を押してもらうことを望む行為であるのです。

その相談相手も結局のところ人間ですから、あなたにある程度話を合わせようとしますよね。

つまり、そのまま相談事を続けていったとしても、結局はあなたの中にあることが問題の答えになってくるわけです。

このため、他人に相談をして、その言葉の中に答えを見つけ出そうということは無理なのです。

 

相談は「自分の本心」を見つけ出すためには向いている

しかし、だからといって他人への相談が全くの無駄なのかと言われれば、そういう訳でもありません。

他人に相談をすることの唯一の価値として、自分の本心を見つけ出すことができる点が挙げられるように思います。

 

自分の本心を洗い出すための「他人からの言葉」

ちょっと上でもお話しましたが、自分と他人とでいろいろと相談をすることとは、自分の背中を押してほしいという願望があるわけです。

最初から答えありきで、その答えに導いてくれることを期待して、他人に相談をするのです。

つまりそれは、他人の言葉には「答え」は無いけれども、他人の言葉で「自分の本心」を見つけ出すことができることを意味しているわけですね。

悩みに悩んでしまって「もう何が何だか分からない!」という状態になってしまったのであれば、他人に相談をすることで「余計な煩悩」や「無駄な思考」を排除し、本心だけを洗い出すことができるようになるというわけです。

 

今現在の自分が抱いている「感想」はシカトすること

いろいろと方法をご紹介いたしましたが、共通することとして答えは自分自身の中にあること、そして今現在の自分の感情に惑わされてはいけないこと、この2点があることをここで強調いたします。

 

「今の自分の感想」に惑わされなければ大丈夫

とりあえずは、辞めようとしたときに沸き起こってくる「心配」「不安」などに惑わされなければ大丈夫かと思います。

感情に惑わされないようにすれば、自然と合理的な判断を下せるようになり、自分の本心に基づいた行動をとることができるからです。

 

本心が「辞めるべきではない」と言っていれば、会社に留まるべき

さんざん辞めることを前提でお話をしてきましたが、もしも本心が「辞めることが得策ではない」とどうしても語り掛けてくるようであれば、「辞めること」を撤回することは全然ありだと思います。

ポイントとしては「辞めたくない」ではなく「辞めるべきではない」と言っているかどうかです。

この違いは、似ているようで大きく違います。