マウントをとってくる人とその対処方法2選!特に感情論者に対して有効!
マウントをとってくる人への対処方法・・・。
結論から先に言うと「無視」もしくは「聞き流す」、この2つです!
シンプル過ぎてすみません。
しかし以下に僕が経験したエピソードを交えながら、なぜ無視と聞き流しが有効であるかを解説していきたいと思います。
そして話の通じない感情論者にであったり、理屈っぽいけど中身のない「隠れ感情論者」に対する対処方法なんかを語っていきたいと思います。
「マウントをとる」とは?
マウントをとってくる人っていますよね。
「マウントをとる」とは格闘技に由来のあるネット用語のようです。
辞典などには2019年現在は載っていないため正確な概念はないのですが、意味としては「相手よりも優位な立ち位置をとったり、それを誇示したりすること」として通じるようです。
「ドヤる」なんかと意味が近いかもしれませんね。
「ドヤって認めさせる」みたいな感じでしょうか。
この「マウントをとる」人達というのはどうしてこのように自分の優位性を認めさせようとしてくるのでしょうか。
僕の周りにもこのような人は何人かいるので、彼らの分析なんかを交えながらその心境や理由なんかを確認していきたいと思います。
マウントをとりたがる人々
どうやらマウントをとってくる人は男にも女にもいるようです。
一般的には男には「自慢したがり」「見え張りたがり」「金持ちアピール」「人脈アピール」をしたがる特性があると言われております。
かつ男性ホルモンの一種であるテストステロンの影響が強く、闘争心を掻き立てられやすい性格に仕上がってしまいやすいと言われております。
このため割と「マウントをとってドヤりがち」との見解が一般論としてありますね。
高級車を持ったり、高い時計を誇示したりするのはその典型です。
仕事でも自らの有能ぶりを周囲にアピールしまくることもそうでしょう。
対する女性は、これまたホルモンの関係かと思いますが「いかにして美しくいられるか」、そして「多くの人から注目の的でいられるか」を気にする性格であると言われています。
このあたりが影響をして「同性に対してマウントをとりたがる」傾向があると言われているように思います。
まあ要するに男女を関係なく人間である以上はその性別に特有する心理傾向が働いてしまって「マウントをとりたがる」ようになってしまうのだということです。
僕は自分がマウントのとりあいに巻き込まれる場合は、いつも必ず相手は同性である男でした。
それ以外の場面では男に人気のありそうなYouTube動画のコメント欄での言い合いばかりを見てきました。
この関係で、勝手にマウントのとりあいは男特有の精神文化であると思っていたのですが、女の世界にもしっかりとあるようですね。
知り合いの女の子に聞いてみたらよく「私の方がかわいい」「私の方が化粧が上手い」といってマウントのとりあいに巻き込まれるそうで・・・。
SNSの普及で影響が強まった?
こういった人間特有の心理がある中で、今の時代はSNSも普及しているためそのようなマウントをとりたい人々にとっては非常にワクワクする世の中にもなっているようです。
自分の優位性をアピールする場としてはこういったSNSは最適でしょうからね。
マウントをとりたがる人たちは常に自分が輝けてSNSに投稿できそうな内容を日常から探し出そうとして頑張っております。
そしてうまくそれらのネタを見つけ出せたら、ここぞと言わんばかりにSNSに投稿します。
ちょっと前でいうならば、タピオカミルクティをインスタなどで発信するのが粋みたいな雰囲気がありましたよね。
ただSNSをやっている以上は自分以外の誰かが発信する「マウンティング」を目にする事も増えてきてしまうため、相手にとられたマウントを取り返したくなってしまう心理もくすぐられてしまいます。
そうした結果としてSNS上では表面上は楽しそうな投稿が繰り広げられていたとしても、その裏側では無言の「マウントバトル」なるものが勃発するようになってしまうのでしょう。
そんな気の流れが昨今のマウント事情の根底にあるように、僕は思います。
僕にもマウントをとってくる人はいます
僕にマウントをとってくる人は何人かいますし過去にもいました。
今回はその中での一人をご紹介いたします。
チン君の場合
今回ご紹介する「僕にマウントをとってくる人」、彼のあだ名をちん●ちん君(以下略して「チン君」)と呼ぶことに致します。
名前の由来は完全に下ネタなんですが、なぜか彼にはこのあだ名で呼ばれることが組織内で広まってしまっております。
彼本人もこの名前で呼ばれていることは知っておりますし、呼ぶと普通に反応します。
陰口なんかじゃないですよ。
「俺の方がデキる・イケてる」
まぁ前置きはこの程度にして、彼が僕に対してどのような「マウント」をとってくるのか。
簡単にいうと「俺の方がデキる」アピールですね。
何がデキるのかと言えば、仕事です。
正直僕は仕事ができようができなかろうが、自分が効率よく仕事をこなすことさえできれば何でもいいと考えております。
最小限の労力で会社から求められていることをこなす。
ボーナスの査定に響くとか、会社内での悪評が広められるとか、そんなこともない職場だったのでこういった考え方で仕事をしておりました。
しかしそういった姿勢がチン君にとっては「仕事できるぶっている」という風に映ったのかは分かりませんが、次第に僕は目を着けられてしまうようになりました。
念のために言っておきますが、僕はあくまで手を抜いていたわけでも無く、最低限こなすべきことをこなすための努力はしましたし、その結果も出していました。
あとはひたすら労力の縮小を頑張っていただけです。
確かに職場や会社によっては「労力の縮小?そんなことしている暇があれば何かほかのことを見つけ出して仕事しろ!」と言われてしまうかもしれませんが、少なくともこちらの現場ではそういったことは無かったので、やるべきこと(ノルマ的な?)をとっとと終らせて後は楽をするような作戦をとっていたんですね。
それは会社側にも認められていました。
僕のこのスタイルを唯一(?)認めていなかったのが新人として入社してきたチン君(入社当時はちゃんと名前で呼んでいました。)です。
チン君は僕よりも1年後輩だったんですが年齢は一緒です。
このためか知りませんが、入社当初は僕が少し仕事を教えていたんですがその当時から僕に対してマウントをとりだしてきました。
このようにして冷静に文章で考え直してみると何ともヤバい新人だったんだなぁと思うところではありますが、同い年とはいえ教育係の先輩に対していろいろと突っ込んできます。
給与計算をいきなり暗算で計算しだして「暗算早いアピール」、電話機の使い方について使わない機能についてまで細かく質問してくる「先輩の分からないこと探し」、趣味でPCで絵描いたりCG作ったりしていると言ったら仕事では一切使わない「Adobeソフトどっちが使えるか」、このあたりでマウントをとりだしてきました。
当時は「マウントをとる」という概念もネットの世界にすらなかったため僕は困惑してしまいましたし、また自分の教えている新人ということもあって面倒くさいなぁと思いつつもコミュニケーションをとっていたんですけど、今思えばそんなことする必要はなかったように思いますね。
冒頭にも記載したように「無視」もしくは「聞き流し」この2つをやっておかないと自分が疲れてしまいます。
年齢は同い年かもしれませんが、一回り年齢の下の子供だと思っておくとちょうどいいかもしれません。
暗算が早かったら「すごいねぇー!」、説明書の隅っこにちょっとの載っているような電話機の機能についてしつこく質問されたら「良く知ってるねぇー!」とでも言っておけばいいですね。まともに取り合うだけ疲弊するので無駄ってやつです。
理屈っぽいけど感情論者
しばらくするとチン君は頑張って僕の粗を探して見下すようになりましたね。
上にも上げたように僕は会社や周囲の評価を一切気にしていなかったので、いかにして効率的に、省エネで毎日の仕事を終わらせることができるかに注力をしていたので、そこを「やる気がない」といって詰めてくるようになりました。
確かにやる気がなかったのは事実でしたが、それは僕以外にも、というか僕以上にもやる気のない人が他にもゴロゴロいたし、僕よりも結果を出していない人が普通にいる職場でもありました。
なので僕はそんな第三者たち「●●さんの方がやる気ないでしょ」「■■さんよりも僕の方が結果出してるじゃん」と言って反論するんですが、それに対するチン君の回答はいつも「うるさい、黙れ!」です。
そうです、この彼の反論が現わしているように、つまり僕が仕事真面目にやっているとかそんなことは彼としてはどうでもよく、彼の中にあるのは僕に対して「マウントをとりたい」という欲求だけですね。
そのことに早めに気づいていればよかったんですが、そこそこまともに取り合ってしまったため僕はさらにやる気がなくなってしまい、結果としてさらにチン君に攻撃の材料を与えることに。
負のスパイラルですね。
そのころから彼のことをなぜか「ちん●ちん君」と呼ぶようになり、いつしかそれがなぜかは知りませんが組織に広まりました。
広まった理由は、まぁ僕とのやり取りを見ていた人たちが「ちん●ちん君かぁ・・・、たしかにこいつにはいい名前だ」と思って共感したところがあったからなんじゃないかなぁ、なんて思います。
根底にあるのは「劣等感」
結局、このようなチン君みたいなタイプは、心の底に「劣等感」があるわけです。
おそらくですがチン君も僕のように最低限の労力でサラッと仕事をこなしたい。
この仕事は心的ストレスのたまりやすい仕事なのため結構病んでしまう人が多いんですが、僕はそういったものを極力感じない様に努力をしてそれを物にしてきたわけです。
ですがチン君にはそれができないんです。
それは彼が純粋すぎるからなのかそれとも鈍いからなのか、理由は分かりません。
しかしとにかく彼はうまく心を切り替えることができないんです。
そのため僕以上にやる気を感じさせない人や結果を出していない人が職場にいたとしても、その人のことは鼻につかなく攻撃対象として設定をしないのです。
何かと理由を付けて僕を攻撃してはきましたが、その攻撃理由は後付けにしかすぎず、動機が「こいつ(僕のこと)よりも優位に立ちたい」という劣等感であるため、そこにはそもそも理屈はないわけです。
ただしこのような劣等感はチン君自身のなかで解決させるべきであって、僕に当たるような形では決して解決されません。
僕も疲れてしまうので何の生産性ない、お互いにとって何のメリットもない無駄な行為となってしまいます。
もしやと思い、そのことを説明したこともありましたが何かと理由を付けられて通じませんでした。
理屈よりも感情で動いているからです。
やはり有効打は「無視」 or 「聞き流し」
このような感情論者によるマウントとりをくらってしまうと、もはやこちらとしては何も手出しをすることができません。
あれをやっても聞かない(効かない)、これをやっても聞かない(効かない)・・・。
なにをやっても効果的ではないのです。
なので何度か申しておりますが、無視をするか聞き流すか。
これをやるかが重要になってきます。
なかなかないと思いますが、「自分が教育をしなくてはならない新人が自分に対してマウントをとりだしてきた」とかいうどうしても無視できない局面に立たされてしまっている場合は、「聞き流し力」を頑張って鍛えるのが最良な手法であるように思います。
またチン君のように「いろいろと理屈っぽいことを言ってきているけど結局はただの感情論」であるという場合は、これらの判断の切り分けが意外と難しいのでやっかいです。
判断にてこずってしまうと僕のように心的に苦戦することがあるかもしれません。
その場合はしばらく様子を見つつも、「なんだかこいつ話が通じないな・・・」となった段階で「理屈っぽいだけの感情論者」であると疑ってみるのもがいいように思います。
早い段階で「感情論者のマウントとり」と改めて識別することができたら、その段階で無視 or 聞き流しを発動してみるのもいいかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もう冒頭で「無視と聞き流しが有効です!」とは言ってしまいましたが、なぜ有効であるかが何となく理解いただけたのではないかと思います。
基本的にはマウントとりの胸中には劣等感があって、それが近年のSNS文化の影響を受けて表に出てきやすくなっているんじゃないかなぁなんて思います。
理屈っぽいことを後付けしている「感情論者」によるマウントも、冷静に分析しておけば必ず対処できます。
●今回のまとめ
マウントとりの源は、心に抱えている「劣等感」にあり。
→ マウントの取り合い ≒ どちらの劣等感がより深いかの見せ合い
対処方法は「無視」 or 「聞き流し」が最適!
また理屈っぽいことを言いながら、実は感情論を振りかざしているだけのパターンもある。
その場合のみ注意が必要!
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