マンションやアパートなどの住人が気を付けるべき「電子ピアノ」の失敗しない選び方! 気を付けるべきポイント3選!

2020年3月20日

僕は1Kのアパート独り暮らしをしています。

このブログを読んでいる人の中には、もしかしたら僕と同じように「集合住宅に住んでいる」という人もいるかもしれません。

 

さて。

集合住宅に住んでいる人は、どんなポイントで電子ピアノを選んだらいいのでしょうか。

今回の記事では、僕が「電子ピアノを購入する際に、重視したポイント」を解説していきたいと思います。

 

僕と似たような住環境の方。

よかったら、電子ピアノ選びの参考にしてみてください。

 

 

マンションやアパート暮らしが「電子ピアノ」を購入する際に気を付けるべき3つのポイント!

マンションやアパート暮らしの人が「電子ピアノ」の購入にあたって気を付ける点は、いろいろとあります。

ですが、すべてを書ききることはできません。

 

このため、ここでは僕が気を付けたポイントを、抜粋して記述していきます。

最低限気を付けておきたいポイントは、以下の3つ。

 

1:サイズ(幅・奥行)

2:鍵盤のタッチ

3:音源

順に解説していきます。

 

 



1:サイズ(幅・奥行)

まず気を付けたいこととしては、購入する電子ピアノのサイズです。

特にピアノの奥行きには注意をしましょう。

 

マンションやアパート暮らしであるならば、おそらくは家の部屋にスペースの余裕がない人が多いと思います。

部屋の空いているスペース以上の電子ピアノを購入してしまうと、当然ながら部屋に置くことができません。

 

部屋に置くことができないということは、演奏すらできなくなってしまいます。

ピアノ演奏のスタート地点にすら立てません。

このため、必ずピアノの幅と奥行きが、設置予定の部屋にあっているかは確認するようにしましょう。

 

 

2:鍵盤のタッチ

2つ目に気を付けたいこととしては、鍵盤のタッチが挙げられると思います。

これは電子ピアノの構造上仕方のないことなのですが、生のピアノと比較すると鍵盤の内部構造(ハンマーなど)が短いです。

すると、鍵盤の根元と先端とで、音の出方に差が出てきてしまいます。

生ピアノであれば、鍵盤の根元を弾こうが、先端を弾こうが、鳴る音に差はないです。

 

この生とのギャップが極力小さい電子ピアノを用意することが、上達への鍵なのではないかと思います。

 

また、一部のモデルでは鍵盤の質感をこだわったものもあります。象牙調になっていたりしますね。

そういったものは指を鍵盤に乗せるだけで楽しいです。

 

 

3:音源

3つ目に気を付けたいこととしては、音源です。

音の違いといいますか・・・。

 

まあ正直芸能人の格付け番組でもないので、聞き分けをする必要性はありません。

あくまで重要なことは「自分が楽しんで演奏することができる音か」という点です。

 

また、多くの音を同時に鳴らしたときに「音が濁りにくいスピーカー」が採用されているかどうか。

こちらも確認しておいた方がいいでしょう。

 

イヤホンジャックがあるかは、今どきの電子ピアノであれば殆どに採用されているはず。

あまり気にしなくてもいいと思います。

 

 

その他

マンションやアパート暮らしの場合は、ご近所への騒音対策も必要になってきます。

ただ、騒音対策の場合は、「ピアノの選び方」とは直接は関係ありません。

当記事では深く言及しないように致します。

 

また、モデルによっては「椅子」が付属していない場合もあります。

ピアノの椅子はあったほうがいいです。

ですがマストアイテムではありません。

なければないで、他のもので代用もききますからね。

 

 

 



部屋に合ったスペックのピアノを購入した僕のお話

アパート一人暮らしの僕ですが、大して広くはない部屋に電子ピアノを置いています。

ここからはそんな「僕の電子ピアノ」と、「置かれている部屋の空間」についてのお話をしていきたいと思います。

 

ちなみに僕の電子ピアノは、RolandのFP-10というモデルです。

 

 

キッチンに置かれた電子ピアノ

僕は家のスペースの都合上、キッチンに電子ピアノを置いています。

こちらの写真をご覧ください。

 

中々見ない光景なのではないかと思います。

 

しかも扉を開けた直後、真正面にあります。

 

 

奥行が狭いモデルが必要

このような設置環境なわけです。

必然的に奥行きが狭いモデルが必要となってきます。

奥行きの狭さは、僕が現環境に求める最重要項目です。

 

 

88鍵は外せない

こんな環境であっても、僕には「88の鍵盤」という条件を外すことはできませんでした。

世の中には88鍵より短いものとして、64鍵のモデル、そしてそれより短い41鍵のモデルなども存在しています。

 

しかし僕はピアノを長期的に続けていくことしか考えていませんでした。

このため、「鍵盤の数が少ないモデル」を採用するという選択肢は、皆無でした。

「生ピアノと同等の鍵盤数」という条件は、外せません。

 

結果として、「奥行・狭 幅・普通」というものを設置する運びとなったのです。

 

 

鍵盤のタッチは値段相応

奥行を妥協することができなかった結果、鍵盤のタッチそのものが安っぽいものを採用することになってしましました。

ですが、もちろん鍵盤としての最低限の基準はクリアしています。

低い部分は重く、高い部分は軽いタッチです。

 

しかし、押し心地が安っぽいのです。

文章で説明しにくいのですが、軽く弾く(強弱の「p」)と、ときおりカタカタと物理音が鳴り出すのです。

 

まぁ値段を考えれば、このくらいは我慢しないといけないのかもしれませんね。

 

音ムラは無い!

安っぽい押し心地の鍵盤ではありますが、音ムラはありません。

鍵盤の根元を弾いても、先端を弾いても、同じくらいの感度で音がなってくれます。

これは同価格帯の電子ピアノでは珍しいです。

 

奥行きが狭いと、先端の押した方が強く音が鳴り、根本を弾いた方が弱く音がなるというのが、電子ピアノの宿命です。

しかし、そのあたりの構造上の欠陥が考慮されています。

うまくカバーされたつくりになっていることで、タッチもそこまで気にならないです。

 

強弱は問題なし

念のために言っておきますが、強弱の表現は問題なくできます。

弱く弾けば弱い音がなりますし、強く弾けば強い音が鳴ります。

 

ただし、生ピアノと比べると、やはり表現の幅は狭いくなるでしょう。

これももはや電子の宿命なのかもしれません。