高すぎるHDLコレステロールは下げるべき? 「善玉コレステロール」の値が高すぎて健康診断で引っかかった!
おそらく僕は同年代の男性と比較しても、健康には気を使っている方であると自負しています。
そんな僕ですが、先日受けてきた健康診断の結果が、一見すると予想に反するものでした。
簡単に言うと「脂質検査について軽度の異常がみられます。6か月後に再受診してください」というものでした。
脂質検査に軽度の異常あり
冒頭で説明をした「脂質検査について軽度の異常がみられます。6か月後に再受診してください」という健康診断の結果文。
とりあえずまずは参考までに、貰った健康診断の結果の容姿を掲載したいと思います。
こちらになります。
コーヒーをこぼしてしまったため、所々が茶色く滲んでいます。
すみません。(笑)
「今回の総合判定」のところにこのような文面が確認できます。
脂質検査について軽度の異常が認められます。6ヵ月後に再検査を受けて経過を観察してください。
結論だけ先に述べておきますと、HDLコレステロールは高くても別に問題がないとのことでした。
詳細は以下からお話していきたいと思います。
HDLコレステロールの値が高い
詳しく返ってきた表を見てみると、どうやら僕は「HDLコレステロール」とかいう項目の値が異常値でした。
血液1dl中に91mgほどのHDLコレステロールが含まれていたようです。
アスタリスクが付いている箇所が今回の「要確認」の項目になります。
正直いうと「軽度の異常」に対する恐怖よりも、そこそこ健康に自信があったのにも「異常あり」と言われたことがショックしたね!
「ああ、僕の健康管理もまだまだか・・・!」的な。
「確かに食事には気を付けてはいるものの、睡眠はあんまりしてないしなぁ・・・。」
そんな具合で生活習慣を見直して半年後に備えようとしていたところでした。
「HDLコレステロールの値を下げる」こと
では早速ですが、「どうすればHDLコレステロールを下げることができるのか」を調べてみます。
HDLコレステロールの適正値
そもそもHDLコレステロールの適正値はいくつくらいなのでしょうか。
適正値が分からなければ改善のしようもありません。
健康機器メーカー大手のOmron社によれば、血液中に40㎎/dl未満になると危険であるとのこと。
つまり適正値は40㎎/dl以上ということになりますね。
参考サイト:脂質異常の新しい診断基準(外部)
情報に偏りがあるといけませんので、念のためにもう一社参照してみたいと思います。
「人間ドックなび」という、健康に関するWebメディアの記事からの抜粋になります。
異常なし | 要経過観察 | 要医療 |
40以上 | 35~39 | 34以下 |
単位:mg/dl
こちらも見る限りでは40以上であれば問題なしということになっています。
40を下回った段階で、初めて問題として認識されるようですね。
上限が不明
この他にもいろいろと僕なりに調べてはみたのですが、どこも下限の数値しか載せていませんでした。
「●●以上あったらアウト!」というような情報を入手することはできず・・・。
HDLコレステロール = 「善玉コレステロール」
調べていく中で判明したのですが、今回の話題となっているHDLコレステロールは、いわゆる「善玉コレステロール」と認識されているものなんだそうです。
つまり僕の血液は善玉で溢れかえっている状態にあるということになりますね。
みんな善玉コレステロールが少なくて困っている?
僕が調べた限りでは、どこもかしこも「善玉(HDL)コレステロールの大切さ」や「善玉(HDL)コレステロールを増やしましょう!」と言った内容の情報ばかりでした。
僕の問題のように、「大量にある善玉コレステロールを減らす方法」についての記述を見かけることはできず。
みなさん、善玉不足にお悩みのようです。
「善玉」と「悪玉」のバランスが大切らしい
先ほどの「人間ドックなび」によれば、人間が健康を保つためには「善玉」と「悪玉」がバランスよく機能していることが大切なんだそうです。
ただ、こちらのサイトさんも「善玉」が少なく「悪玉」が多くて困っている人に向けての文章となっています。
「善玉」だけが高くて困っている人に向けて書かれたものではありません。
このため、この言葉を僕にそっくりそのまま当てはめることは難しいんじゃないかなぁと思う訳です。
健康診断元のクリニックに電話で確認してみる
以上のように、世の中的には「善玉」が少なすぎて困っている人に向けた情報が優先されて出てきてしまう状況です。
このため、僕はクリニックに直接電話をかけて問い合わせてみることにしました。
機械の都合で「異常アリ」
電話でクリニックに聞いてみると、結論として「HDLコレステロールは高くて問題が起こるものではない」ということでした。
とりあえずよかったです。
では、なぜそんなものにいちいち「要再検査」の印が印字されれているのか。
気になったので僕は問い質してみました。
すると、どうやら「機械の都合」でそうなってしまったようで・・・。
やり取りとしては、以下の感じです。

DAI

クリニック

DAI

クリニック
まぁ・・・、機械の都合ならば仕方ないのでしょうかね。
それでもなぜか再検査を勧められる
HDLは善玉なので、危険値の上限はないもの。
多すぎても問題はない。
そういう回答を得ることができました。
別に何に使うとかでもないのですが、当時の通話の録音データも残っているため、内容的にも間違いないはずです。
一見すると「じゃぁ再検査いらないですね」で終わりそうです。
しかし、最後にこんなことを言われてしまいました。

クリニック

DAI
6ヵ月後に検査してみようか
結局クリニックとのやりとりも、なんだか変な終わり方になってしまいました。
まぁ検査を受ければ受けるだけ自分の健康状態を知ることができるので、受けてみようかなぁ・・・。
クリニックも立場上は「問題ありません」なんて電話越しじゃ言えないんでしょうね。
最後に
とにかく、HDLコレステロール値が高すぎて困っている人と情報共有することも目的として、当記事は執筆いたしました。
当然ですが、僕は医療の素人です。
医療のプロからの情報を収集して、自分なりに発信したものとはなっていますが、くれぐれも本記事の情報を鵜呑みにしないようにお願いいたします。
※僕が健康診断で結果を貰って、電話でやりとりをしたことと内容は真実です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません