部下からの信用を取り戻す方法! これで部下からナメられることはなくなります!

上司と部下。

それぞれ同じ人間同士のはずです。

大きく違う点があるとすれば、それは会社内での立場。

当然、上司が上で部下が下になりますね。

 

ですが、広い世の中に目を向けてみますと、下の立場にある部下からナメられてしまっている上司がいることも少なくなさそうです。

 

今回の記事では、そのように「立ち場が逆転していまっている状況」について、改善策を提案してみたいと思います。

部下からの信用を取り戻すには、どうすればいのか。

また、部下からナメられなくするために、上司はどのように振舞えばいいのか。

これらのことについて、僕なりに感じていることを記述していきたいと思います。

 

 

上司らしくいられるためには

その前に、まず先に僕自身のことを話しておきましょう。

現在勤めている会社では、僕自身には部下はいません。

しかし、「部下から舐められている上司」が会社内に複数人います。

そんな環境で毎日を過ごしている僕であるからこそ、見えてくるものがあるのではないかと思い、記事を書かせていただくことにしたわけです。

 

 



大切なものは「信頼」!

さっそくですが、どのようにすれば上司らしく部下と接することができるのでしょうか。

一言で言うと、キーワードとして「信頼」が大切になってきます。

上司は「信頼」を失ってしまうことで、部下からナメられてしまいます。

また、部下は上司を「信頼」できなくなってしまうと、付け上がったり突っかかっていきたくなってしまうものだと思います。

 

 

仕事にストイックになる

上司らしく振舞うための方法の一つとしては、仕事にしっかりと、ストイックに向き合う姿勢を示すことが有効であると思います。

仕事に隙を感じさせずに、妥協無く行うことで、部下からの信頼も自然と厚くなっていくでしょう。

部下から舐められてしまう隙を埋めるのです。

 

 

ストイックすぎると嫌われてしまうことも・・・?

ただし、あまりにストイックすぎると、場合によっては部下から嫌われてしまうかもしれません。

部下からは「先輩の●●さん、めちゃくちゃ仕事できて信頼できる! だけど、ストイックすぎて、ちょっと怖い・・・。」などと。

 

しかし、嫌われたとしても、それは「良い」嫌われ方です。

「無能な上司であるがゆえ、呆れられてしまう」とかいうわけではありません。

 

 

人間味もほどほど必要

とはいえ、やはり何事も「嫌われる」よりも「好かれる」方がいいに決まっています。

人間は感情の生き物です。

良い感情に体が支配されたときの方が、あらゆる面でパフォーマンスが向上します。

 

また、あまりにストイックすぎて、部下を置いてけぼりにしてしまうと、部下と「心理的な距離」が開いていってしまいます。

そうなってしまうと、部下から「先輩の●●さんは仕事ができるんだけど、たぶん僕と違う次元の人間なんだ」と思われてしまうでしょう。

部下からナメられることはなくなりますが、同じくらい部下から尊敬されることも無くなってしまうように思います。

 

ほどほどの「部下への共感」の姿勢と言うものが必要になってくるわけなのです。

 

 



部下からナメられたときに、やってはいけない事

では、続いて部下からナメられてしまったときに、絶対にやってはいけない事を説明していきます。

以下に記述していくことは、部下からナメられたときに、ついついやってしまいたくなるようなものでしょう。

しかし、これをやって場面が好転することは、絶対にないと思います。

 

 

「俺は上司だ!」などと感情的にならない

部下からナメられたときに、上司たるもの「俺の方が社内では上なんだぞ!」と威張りたくなってしまいたくなってしまうかもしれませんね。

ですが、そのように振舞うことは逆効果になるでしょう。

決して感情的になってはいけません。

 

そもそも部下からナメられてしまっているのは、なぜか。

それは上司であるべき人間に「上司らしさが感じられないから」ですね。

このため、部下に対して「俺は上司だ!」などと威張ってしまうと、部下としては「だったらちゃんとやれよ、無能上司!」と言いたくなってしまいます。

 

 

マウントをとらない

部下に対してマウントを取るようなマネは慎んだ方がいいでしょう。

「マウントを取る」とは、自分の方が優れていることを主張したり、ほのめかしたりするようなことですね。

例えば明治大学を卒業して入社してきた新人君に対して、「俺、早稲田出てるからさ~」などと聞かれてもいないのに語りだすこと。

このことは完全にマウントを取っていると言えてしまうでしょう。

 

マウントをとってしまうと何がいけないのか。

単純に人として小さく(ショボく)見えてしまうのです。

本当に優れており、自信のある人であれば自分からやすやすと語ってきません。

聞かれてもいないのに「俺すごいよ」と示してしまうような真似は、自分の価値を高めているようで、実は逆にナメられる隙を作ってしまいます。

絶対にやめましょう。

 

 

「尊敬しろ」アピールをしない

一つ上の「マウントをとらない」と似ているかもしれません。

理屈も同じです。

部下に対して、「尊敬しろ」と態度で示したり、ときには言葉で強要してしまうことは、NGです。

 

そもそも尊敬とは人に強要されるものではありません。

尊敬の念とは、すごいと感じる人を目の前にしたときに、自然と人々の心に湧き上がってくるものです。

部下から尊敬されたいのであれば、部下が自然と尊敬したくなるような上司として振舞う必要があるわけです。