Blender独学者による最短でBlenderを身に付け楽しむための方法!
今回の記事では、独学でBlenderを身に付けて「楽しめるようになる」ための、最短の方法を説明していきたいと思います。
僕自身、Blenderを独学で習得した人間です。
独学で一通りのことをこなしてきたため、効率的に独学していく知識は持っていると思っています。
Blenderを最短で独学して身に付ける
過去にもBlenderを独学で身に付けるための記事を書いたことはあります。
以下の記事です。
関連記事:全くの3DCG未経験者が独学でBlenderを身に付けることはできるのか
しかし、上記のリンク記事の内容は、様々な「教本」を紹介したり、「躓いた時にはどうすればいいか」などの話を記したりしています。
初心者の方に寄り添った文体を意識したものとなっており、内容としては端的なものではありません。
そのため、今回は「本に頼らなくても独学ができる」
そのことを端的な文章で説明する目的で、記事を書ていくことと致しました。
基礎を身に付ける
Blenderを教本無しで身に付ける方法。
端的に行ってしまえば、それは基礎力を身に付けることです。
基礎さえ身に付けられれば、あとは遊んでいるだけで勝手に上達していきます。
何でもそうですが、基礎は大事です。
Blenderにおいても、これは例外ではありません。
※他の3DCGソフトをやったことのある人がBlenderの覚えが早いのは、別ソフトでの「基礎」があるからです。
Blenderの場合は、後ほど説明する「Blenderの基礎」さえ身に付けてしまえば、あとは何とかなると個人的に思っています。
おそらく独学者が挫折する最も多い原因は、基礎が無い状態で表現を突き詰めようとすることにあると思います。
基礎を最初に理解すれば、Blenderは独学可能です!
「作りたいもの」の難しさ
Blenderを始める人が「作りたい!」というものって、殆どの場合で難しいものなんです。
キャラクターってめちゃくちゃ難しいですよ。
そりゃあ何故あなたがBlenderに興味を持ったのかって、やはりそういった「作りたいもの」を作ってみたい気持ちがあるから、ですよね。
基礎があるかないかは置いておいて、多くの人がとりあえず「作りたいもの」を作ろうとしてしまいます。
結果、どうなるか。
やはり難しくて多くの人は挫折してしまうのです。
例えていうならば、英語の勉強。
英単語の知識が皆無の人が、英語の長文を読むことはできません。
また同様に、野球のバットの持ち方を知らない人が、ホームランを打つことはできません。
いずれの場合も、まずは英単語の学習であったり、バットの持ち方の事前知識が必要です。
Blenderの基礎とは
Blenderの基礎とは何なのでしょう。
端的に言えば、Blenderには各モードがあり、そしてそれぞれにショートカットキーがあります。
まずは、これらを理解し習得することが、Blenderの基礎であると思います。
ちなみに、言語は日本語に設定されている前提で進めていきます。
各モード
Blenderには各モードがあります。
初心者が基礎として覚えるべきは、【オブジェクトモード】と【編集モード】の2つ。
モードが違えばそれぞれできることが異なります。
オブジェクトモードと編集モードは、左上のボタンかTABで切り替えられます。
ココ(↑)かTABキーで!
いわゆる「モデリング」の操作は、全て【編集モード】で行っていきます。
オブジェクトモードのままでモデリング行うことは、絶対にできません。
ショートカットキー
Blenderで一番作業は何なのか。個人的にはモデリングであると思います。このため、モデリングを快適に行うことができれば、真の意味でBlenderを楽しむことができるようになります。
モデリングを快適に行うためには、やはり【編集モード時】におけるショートカットキーを覚えることが必須であるように思います。
まず初学者が絶対的に覚えるべきBlenderのショートカットは、最低8つ。
・R
・S
・J
・F
・K
・E
・Ctrl+R
※これらのショートカットキーが何を意味しているのかは、別記事をご参照ください。
関連記事:Blender初心者が始めに覚えるべき8つのショートカットとは?
「多っ!」と思われた方もいらっしゃっるかもしれません。
ですが、ピアノなどの楽器のコードを覚えるよりは、はるかに簡単なはずです。
覚える方法としては、実際にBlenderを立ち上げて、いろいろいじって遊んでみることがオススメです。
遊んでいるうちに、自然と覚えられるはずです。
Blenderに慣れる
基礎を頭で理解したら、それらを体に覚えさせなければなりません。
自然と「G=移動」という風に頭に出てくるように、出てこなくても手が無意識に動くようにしておく必要があるわけですね。
![]() |
![]() |
G=移動 | R=回転 |
簡単な作品を作る
作品づくりを通せば、これらの基礎的な操作は一通り抑えられるはずです。
特に3DCGに初挑戦という人は、まずは簡単な作品から作っていくことをオススメします。
特にBlenderは、人工物や工業製品をモデリングするのに向いていると思います。
以前、初心者用として「リンゴのモデリングで練習しよう!」という記事を書きましたが、自然物はなかなかBlenderだと難しいですね・・・。
ごめんなさい。
人工物から挑戦してみましょう。
コップや椅子などを一つ作るだけでも、今回説明した基礎的な操作を覚えるには都合がいいと思います。
そのうち作例記事を更新いたします。
経験値を積む
一度作品を作ったら、あとは同じように作品を作っていきます。
Blenderの経験値を積んでいくのです。
楽器演奏でも同じですよね。
より綺麗に弾けるようにも、たくさん練習をします。
その過程で新しく必要な技術や知識が生じたら、その都度補っていきます。
そうしていろんな作品を作っていくと、自然とBlenderのレベルも上がっていきます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません