Blenderでボーンやカメラを回転させることができない? そんなときはここをチェック!
Blenderでボーンやカメラの回転をさせることができなくてしまい、困っていませんでしょうか?
今回の記事では、ボーンやカメラの回転が突然できなくなってしまったときに、確認するべき箇所の説明をしていきたいと思います。
ボーンやカメラを回転させることができない時
ポーズモードでボーンを回転させようとして、キーボードの「Rキー」を押しても回転ができない。
また、オブジェクトモードでカメラの位置を調整しようとしても、回転ができない。
そんな時は、まずは「影響の判定」で「位置」にチェックが入っていないかを確認するようにしましょう。
「影響の判定」の「位置」
まずはここを確認してください。
ちょっと見難いですが、【オブジェクトモード】の時の右上の方に【アイテム】【ツール】【ビュー】と縦に項目が並んでいる箇所があります。
そのうちの【ツール】をクリックします。
すると、中にある「トランスフォーム」という項目があり、さらに内には3つのチェックボックスがあるはずです。
「影響の判定」と書かれており、上から順に【原点】【位置】【親】となっていますね。
ここの【位置】にチェックが入っているようであれば、クリックをしてチェックを外してください。
おそらく、この場合はこれをするだけで問題が解決すると思います。
【位置】にチェックが入っていれば、チェックを外す!
以下は「影響の判定」の「位置」にチェックが入っているときと、入っていないときとでの比較動画になります。
このようにチェックが入っていると、意図したとおりに「Rキー」で回転をすることができなくなってしまいます。
もちろん、敢えてチェックを入れているのであれば、その限りでもないのでしょうが・・・。
今回の記事では、どんなときにこの機能を使うのかについては言及しません。
あくまで「ボーンやカメラがRキーで回転させられなくなる!」ということを共有していきたいと思います。
他にも考えられる要因
ボーンやカメラをRキーで回転させられなくなってしまう要因は、他にもあります。
トランスフォームにロックがかかっている
トランスフォームにロックがかかっていると、Rキー回転を入力することができません。
トランスフォームロックは各モードで制御ができますが、【オブジェクトモード】と【ポーズモード】のそれぞれに【アイテム】の項目内で操作ができます。
それぞれでは厳密には意味合いが変わってきますが、とりあえず回転できずに困っているようであれば全てロックを外すようにしてみてください。
施錠マークがロックがON、解錠マークがOFFです。
このため、全ての「回転」を解錠マークにしましょう。
マークをクリックすれば、施錠と解錠を切り替えることができます。
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