無趣味であれば3DCGを趣味にするべき4つの理由。 特にBlenderは最高です!
みなさんは何か「趣味」を持っていますか?
僕はたくさん持っています。
多趣味がいいのか悪いのかはここでは言及いたしませんが、少なくとも趣味があることで日常が楽しくなっていることは確実です。
今回はたくさん僕が持っている趣味の中でも、オススメとして紹介したい3DCGについての記事、特にBlenderが最高に楽しい理由をご紹介していきたいと思います。
とりあえず僕にとってBlenderは楽しい!
趣味とは
Blenderを薦めるまえに、まずは漠然としている「趣味」という言葉の意味を確認していきたいと思います。
辞書で調べてみると、以下のような意味のようです。
仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。
出典:デジタル大辞泉
「趣味」という言葉自体はその他にも意味を持っているようですが、普段日常で使っている「趣味」という言葉の意味とはずれてくるため、ここでは言及致しません。
とりあえず「楽しむために行っている習慣」が「趣味」であると捉えて差支えありません。
代表的な趣味の例
趣味として日本で成立している代表的なものは、以下のようなものがあるようです。
・読書
・運動、スポーツ
・音楽
・映画
・グルメ
・アート
などなど。
実際の会話などでは、これらをさらに細分化したようなところまで話が及ぶ場合が殆どです。
例えば音楽が趣味であるという人の話を深堀すると、音楽を「演奏」することが好きで、いわゆるギターの演奏が好きだという場合です。
この場合は「音楽」の趣味があり、その中でも「楽器演奏」、特に「ギター演奏」が好きだということになります。
「運動」が趣味である人の場合も同じです。
どんな運動が好きなのか聞いてみたら実は「野球」の「スポーツ観戦」が好きだったという場合ですね。
無趣味であれば3DCG(Blender)を趣味にするべき
さて、「趣味」というものがどんなものなのかをざっくりと確認しましたところで、ようやく本題に入っていきましょう。
無趣味であれば3DCG(ソフトはBlenderがいい)を趣味にするべきであると僕は思います。
以下からはその理由を説明していきます。
理由1:楽しい
まず一つ目の理由として、3DCGが楽しいことがあげられます。
「いや、そもそも楽しいか楽しくないかなんて個人差があるだろう!」
そう思われる方もいらっしゃると思います。
確かにそれは否定できません。
もしかしたら3DCGをやってもまったく楽しめずに、むしろ逆にストレスをため込んでしまうという人もいるかもせいれません。
「大体世のCG会社には『ブラック企業』が多いじゃん、だから自分には楽しめないんじゃ・・・?」
しかし「3DCGをやっていてストレスが溜まるとき」というのは決まりきっております。
どんなときなのかというと、2パターン。
「思い通りに表現できないとき」と「納期が守れないとき」です。
逆に言えば、この2点さえ何とか出来れば、ほぼ全員が楽しめてしまうのが「3DCG」であると思います。
「思い通りに表現できないときのストレス」というものは、初心者の人であれば誰でもが通る道であるため、誰でもが感じてしまうストレスだと思います。
もうここに関しては、頑張って乗り切るしかありませんね。
「作りたいもの」「表現したいもの」への熱があれば、それを絶やさずに灯し続けるようにしましょう。
そのような欲望が心の根底にあれば、あとはPCと向き合う時間を設け続けることで自然と上達していくと思います。
「納期が守れないときのストレス」は、これは趣味でやっている人であれば正直関係ないのであまり気にしなくていいと思います。
しかし例えば自分でスケジュールを組んだりして制作をする人であれば、このあたりで楽しみを感じなくなってしまうことも考えられてしまいます。
とりあえずは最初の半年くらいは制作スケジュールなどを組まずに、なにも考えずに楽しむための制作をするようにしてみてください。
理由2:無料
3DCGソフトにもいろいろなものがありますが、特にBlenderは無料でPCにダウンロードすることができます。
(もちろんパソコンなどのハードは、それなりのスペックのものを用意しておく必要があります。)
いわゆるプロ用のソフト(MAYAや3dsMAXなど)はどれも有料で、しかも年間のライセンス維持費がバカになりません。
ところがBlenderならダウンロードどころか、維持費も一切かかりません。
0円です!
かといってBlenderだと機能面に制限があるんじゃないかと思われる方もいるんじゃないかと思いますが、表現するにあたっての機能は全て揃っています。
モデリングはもちろん、スカルプト、マテリアル、テクスチャ、アニメーション、ボーン、リグ、物理演算、レンダリング、ノード・・・。
僕なんかはパーティクルヘアーをよく使って、リアルな髪の毛を表現しています。
正直多すぎて全て使いきれていません。
これら全てが無料でできるんですから、趣味でやるのであれば十分すぎます。
CG会社への就職などを考えているとかでなければ、Blenderが使えれば問題ないです。
CG業界ではMAYAや3dsMAXを共通ソフトとして使ってきた歴史があるため、どうしてもBlenderだけだと入社が厳しいようです。
Blenderの機能がショボいからBlenderが嫌われているのではなくて、業界人たちの大人の都合でスキルとして認められにくいんですね。
ちょっと脱線しましたが、趣味でやるのであればソフトはBlenderで十分すぎます。
もしもCGの角界で有名になってきて、維持費代が稼げるようになってきたら、個人でもMAYAや3dsMAXなどを導入してもいいんじゃないでしょうか。
それと参考までにBlenderのダウンロードから日本語化までをまとめた過去記事のリンクを貼っておきます。
理由3:珍しがられる
3DCGを趣味にしていると、所属している集団でかなりの確率で珍しがられます。
もちろんクリエイティブ系の会社に勤めているのであれば、そんなことは一切ないとは思いますが・・・。
例えば小学校や中学校の時のメンバーとの飲み会や同窓会なんかに行ったときには、ほとんどの確率で珍しがられると思います。
ちなみに「珍しがられること」の何がいいのかというと、相手の印象に残りやすくなる点が素晴らしいように思います。
3DCGをやっている人間なんて社会全体で見れば、まだまだ希少価値の高い存在ですからね。
集団の中でもなかなか代替のきかないポジションを取ることがでるでしょうから、居場所を確立させやすくなります。
そのため就活や転職の面接時にも3DCGをやっていると得するでしょう。
他の求職者が「読書」や「映画鑑賞」なんかを趣味としているでしょうから、面接官としても決まりきった受け答えになってしまって飽きてしまっていると思います。
そんな中、「趣味は3DCG制作です」とかいう求職者が来たならば、印象としては素晴らしく残るものになると思います。
理由4:創造性(クリエイティビティ)が上がる
3DCGをやっていると、創造性(クリエイティビティ)があがります。
アイデアも浮かびやすくなるのではないでしょうか。
例えばですがリンゴを作り込むには、リンゴが「五角柱」であることを知っておかないといけません。
おそらく先入観に支配されて、リンゴの形態が「丸っこいけれども、ところどころ膨らんでいる」と思っている人は多いと思います。
しかし実のところ、リンゴは5枚の花びらをつけて開花する離弁花です。
このため「五角柱っぽいけど、丸っこい」と言った方が認識の上では正解に近いのです。
このことはある程度の創造性があれば理解できるのですが、創造性皆無であると発見することができません。
また、リンゴが五角柱であることを知っておけば、何かのデザインをする際に五角形っぽい図形と組み合わせて、デザイン性の高い柄模様を作るヒントとして捉えることができるでしょう。
この辺りの能力を身に付けておくと、日常生活においても様々なものが実は「思い込み」であったことに気が付くことができます。
まぁ、それに気が付くことが、はたして幸せなのか不幸せなのかは分かりませんが・・・。
まとめ
趣味としての3DCGは最高です。
僕も最初のことは思ったような作り込みができずに、ストレスが溜まっていました。
しかし慣れてきてからは、むしろいいストレス発散になっております。
音楽を聴きながらのモデリングなんか、「無」になることができるので最高に楽しいですね。
なんていうんですか、右脳だけで手を動かしているような、そんな感覚です。
もしも何か趣味を見つけたい、でもいい趣味がない。
そんな状況に置かれている方がいらっしゃったら、3DCGを選択肢の一つに検討してみてください!
●今回のまとめ
3DCGを趣味にするべき理由 →
1:最高に楽しい
2:無料
3:珍しがられる
4:創造性が上がる
やらない理由がない!
操作に慣れるまではストレスが溜まるかもしれないが、それを乗り越えたら超楽しい!!
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